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【発達障害のトリセツ 】武器としてのファッション(3):服はジャストフィットにこだわる

「武器としてのファッション」の第3日目は、裕福になるための2つ目のポイント、「洋服」について取り上げます。

よほどおしゃれな人か不動産販売の営業マンでない限り、私たちは普段あまり自分の着ている服に気を使ってはいません。

女性はファッションに対する意識が高いのである程度は気を使っているのですが、特に僕のような50歳も過ぎたような中年のおっさんはとくにひどい。

言っちゃあ悪いのですが、クールビズをいいことにノーネクタイのワイシャツは襟もよれよれ。ズボンのベルトはお腹の上にかろうじてひっかかってまるで相撲取りの廻しのように見えるありさまです。

でも、正直言ってビジネスの現場にどういう服を着ていったらいいのか、はっきりとした意見を持っている人は少ないでしょう。

「じゃあ、いったいどんなビジネスウェアを着ればいいの?」とあなたも悩んでいるのではありませんか?

ここでのポイントは、ウェアの「価格」でも「ブランド」でもなく、「どれだけ自分の体にフィットしているか」ということ。

なぜなら、僕自身が実際にオーダーのジャケットとパンツ、シャツを揃えて職場に出社したら、あきらかに周りの人の僕を見る目が変わったことがわかったんです。

今週の全5回のエントリーでは、手っ取り早く「自分の株価」を爆上げできるコツについて、僕自身の経験を混じえながら説明していきます。

僕はカリスマ・スタイリストでも理容師でもありませんが、ビジネスカジュアルに関する本を読み漁り、行く先々で百貨店や紳士服店に立ち寄り「自分をかっこよく見せるビジネスウェアとはどういうものか」をずっと研究し続けています。

「身だしなみを整える」というちょっと気配りだけで、他人の視線を常に意識し自分を魅力的に見せる習慣が身につきます。さあ、一緒に考えていきましょう。

●結論:できれば洋服屋でオーダーして「ジャストフィット」のウェアを揃える

皆さんは、日頃のビジネスウェアをどこで購入していますか?

男性であれば、量販店の紳士服や奥さんが選んでくれた紳士服をなんとなく着ているというのが普通ではないでしょうか。

いわゆる「洋服屋」の紳士服は万人に合うように作られているので、上半身はピッタリだけどウエストが合わないといったことが起こりがち。

自分のイメージを良くするために大切なのは、「ジャストフィットのビジネスウェアを着ることほどコスパがいいおしゃれはない」ということ。

では、なぜ少々無理をしてもオーダーで洋服を仕立てたほうがいいのか。

その理由とメリットをわかりやすく説明していきます。

●ぴったり合ったビジネスウェアは「七難隠す」

男性も40歳を過ぎる頃には、職場の飲み会や運動不足で体型も崩れがち。ですが、やはりスーツはそういう男性の体型をうまく隠してくれます。

ただ、現在ではスーツよりずっと軽装なビジネスウェアでも通用するようになったことと、リーズナブルなオーダー店が増えてきたので、それほど懐が傷まずウェア一式揃えることができますよ。

●ズボンの裾を「ハーフクッション」「ノークッション」にする

僕が新社会人になった1987年は、ちょうどバブル経済へ向かう時代。イタリアンスーツが流行し、トレンディドラマがもてはやされていました。そのころのズボンの裾は「ワンクッション」が正統とされていました。

しかし、時は移って時代は令和。アンクルパンツがすっかり定着したように、ズボンの裾も短めに。「ハーフクッション」や「ノークッション」にすると足がスッキリ見えて脚長に見えるのでおすすめです。

●自分の体のサイズをきっちり計って覚えておく

中年になるとどうしても体型が変わりやすくなるので、服選びも難しいのですが、自分の体のサイズをきっちりと計って覚えておくことが、ジャストフィットの洋服を揃えるコツです。

洋服屋に立ち寄ったときに、しっかりと計ってもらっておきましょう。いまは通販でもウェア一式購入できるので、都度お店にいく手間が省けますね。

●具体的なアクションプラン
では、具体的にはどのような服を身につければいいのか。まず失敗することのない3つのルールを上げてみました。

1.ネイビージャケット、グレースラックス、白ボタンダウンシャツを定番として用意
2.柄入りのものは避けてシンプルな無地の生地にする
3.最もシャツに響かない肌色の下着(エアリズム)にする

まとめ:定番の「ビジネスウェア3種の神器」をそろえよう

まず定番の3点セットを揃えましょう。職場によっては独特のドレスコードがあったりもしますが、まず咎められるようなことはないでしょう。

1.ネイビージャケット
2.グレースラックス
3.肌色の下着

在宅勤務するビジネスパーソンも増えて、ますますビジネスウェアは着なくなる人が増えているかもしれませんが、在宅勤務の始業前にきっちりとした身なりに着替えることは、仕事モードへの切り替えにもなり、メリハリがつきます。

これを機会に、ぜひしっかりとした作りのビジネスウェアを揃えて、自分のイメージを爆上げしちゃいましょう!

それでは、また。
Fake It Until You Make It.


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。