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【日めくりnote】4月15日:今日は何の日?

本日4月15日は、タックス・デー、ヘリコプターの日、象供養の日。誕生花は「タンポポ」、花言葉は「再会の夢」です。

タックス・デー(Tax Day)

4月15日のタックス・デーは、アメリカ合衆国での所得税の確定申告締切り日に当たります。

歴史をさかのぼると、歳入法(1961)、関税引き下げを規定したウィルソン・ゴーマン関税法(1894)、1913年のアメリカ合衆国憲法修正第16条などで税制が徐々に整備され、1955年に4月15日となりました。

ちなみに、2020年のアメリカでの確定申告〆切は、新型コロナウィルス感染拡大を受け、7月15日に延期されています。

ヘリコプターの日

1452年4月15日は、ヘリコプターの原理を発明したイタリアの天才、レオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日です。

これを記念して、航空事業に関する調査研究や統計作成を行う全日本航空事業連合会が1986年に制定しました。

ダ・ヴィンチは1505年ごろ、鳥の飛翔を研究した「鳥の飛翔に関する手稿」などで、ハンググライダーやヘリコプターのような飛行器具の概念図を制作し記載しています。

ヘリコプターについてはエジソンも研究をしていましたが実現は難しく、20世紀にはいってからのライト兄弟による動力飛行機のほうが先行しています。

その数年後にフランスのモーリス・レジェが世界初の有人ヘリコプターでの飛行に成功しましたが、実用的なヘリコプターとしては1937年にドイツで飛行に成功したのが最初となったのです。

象供養の日

1926年(対象15年)のこの日、第一回の象供養が東京の護国寺で行われたことから、象牙を扱う業界団体である東京象牙美術工芸協同組合が制定しました。

もともとは、東京牙彫商同業組合と職人組合の曠技会が、象牙取引により安定した生活を送られることに感謝し、この「象供養」を開催したとのこと。

象牙は奈良時代の昔から正倉院所蔵の工芸品にも使用されており、現代でも印鑑や三味線、ピアノの鍵盤などに使われています。

ワシントン条約が発効してからは、象牙の取引は禁止されましたが、いまだに象の密猟が行われ取引が行われているのが残念です。

4月15日生まれの特徴

4月15日生まれの人の星座は「おひつじ座」、守護星は「火星」です。

この日生まれた人は、真面目で物事を最後までやり抜く根気があり、どんな人とでも信頼関係を構築できる性格を持っています。

ただ、そうした真面目さが裏目に出て、人からお願いされた依頼を断れず疲れてしまうこともあります。

まわりの評価を気にせず自分の主義主張を貫き通す力がありますが、他者との協力関係を築くよりも自分ひとりの力で物事を進めてしまいがちなところがあります。

短所として自分と気の合う人とばかり話したがる傾向があるので、もっと他人の意見を取り入れる寛容さを持つことが大事でしょう。

4月15日生まれの有名人

・レオナルド・ダ・ヴィンチ(スペイン国王、1452~1519):イタリアのルネサンス期を代表する芸術家であり、多方面の学問に通じ「万能の天才」と呼ばれている。
田原総一朗(ジャーナリスト、1934~):東京12チャンネルディレクター、映画監督をへてフリージャーナリストとして活躍、「朝まで生テレビ」の司会者として有名。
釜本邦茂(元サッカー選手、1944~):日本サッカーリーグではフォワードとして得点王7回、アシスト王3回、日本年間最優秀選手賞7回など数々の賞を受賞した。
野口聡一(宇宙飛行士、1958~):STS-114スペースシャトル・ディスカバリーに搭乗、このミッションの成功により茅ヶ崎市民栄誉賞を受賞した。
エマ・ワトソン(女優、1990~):ハリーポッターシリーズのハーマイオニー・グレンジャー役として有名で、ヨガ教師の資格を持つ。

編集後記:組織になじめない僕の「組織からの卒業」

一連の転職活動も今日が一区切りで、一連の面接が一通り終わりました。

緊急事態宣言のもとでも決して仕事がなくならないであろう、元国営企業とドラッグストアでの「ドライバー職」の面接を受けてきました。

面接の場で相対した面接官の、「あれもこれもそれもやってくれ」といったひたすら労働者側に過重な労働を押し付ける態度に思わずのけぞってしまいました。

世界中がコロナウィルスの脅威にさらされ、リアルな仕事現場からリモートワークへ舵を切るなか、そうしたリモートになじまない業種で働くことは、自分にはまったく合わないと悟ったのです。

僕自身が15年もIT業界で働いたこともありますが、もはや会社側の都合のみ考え、そこで働く人を「安価に使い倒せる存在」としてしか見ない企業とは距離を置くべき時だと感じました。

noteに投稿なさる方や記事をお読みになる方も仕事が思うようにできない状況下でご苦労されていると思いますが、今が大きな歴史の転換点であることは間違いがありません。

これまでの習慣や成功体験をただなぞるのではなく、企業の意向に忠実に勤務することが前提のこれまでの生き方を180度変える必要があるということを感じた一日でした。

クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号のコロナウィルス対応は、日本社会で様々な反応を呼び起こしましたが、こちらは政府の対応をYouTubeで批判した感染症の専門である岩田氏の著書です。

当初「マスクは不要」と唱えていたことが批判の的になっていますが、国内外の医療機関や研究機関で働いてきた専門家の意見は、一読してみる価値はあるでしょう。

コロナウィルスにてまとまった知識を得たい人におすすめできる1冊です。


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。