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【あなたと夜と音楽と】One More Night(Phil Collins)

洋楽のヒットソングを紹介する「あなたと夜と音楽と」。このシリーズでは、私が自分勝手にこよなく愛する1980年代のヒットソングを1日1曲づつ紹介しています。おやすみ前のひととき、80'sのヒットソングでお楽しみください。

眠れない夜に聴く「オトナの子守唄」

外出自粛や在宅勤務が叫ばれるなか、慣れない自宅でのお仕事や家族のための家事が増えたりして、おうち生活のストレスがたまりがちになりますね。明日に備えて早めにベッドに入っても、なかなか寝付けない夜もきっとあることでしょう。

そんなときには、若い頃に夢中になって聴いた懐かしいあの曲を、子守唄として枕元で流すのが、ベストの安眠法だと言えるでしょう。

今夜紹介する曲は、ロンドン生まれの音楽家、フィル・コリンズの3枚目のアルバム収録曲である「ワン・モア・ナイト(One More Night)」です。

1985年年にリリースされた彼の3枚めのアルバム「No Jacket Requred」に収められた曲。全米チャート、全英チャートともに1位を獲得し、彼自身の最も売れたアルバムの1枚となりました。

「ひとり君を想う夜は辛い。一夜だけでいいから君と一緒に過ごせたら」と歌う、伝えられない片思いの気持ち歌った歌です。ひとり寝の夜にはピッタリの切ないバラードですね。

大学生だったころ、飲み会の帰りに先輩の下宿に転がり込んで、当時土曜深夜に放送されていたMTVでこの曲をよく聴いたものでした。

今夜覚えたいフレーズ:Like a river to the sea, I will always be with you

この曲の歌詞のなかでは、"Like a river to the sea, I will always be with you"という部分がグッときます。

海に注ぐ川のように、僕は君のそばにずっと寄り添うよ」なんて、プロポーズでもなければなかなか言えるセリフじゃないですなぁ。

もし外国人女性に想いを打ち明けるチャンスがあるなら、こんなセリフをサラリとキメてみたいものです。

★★

現在のフィル・コリンズは、2020年3月に出身バンドであるジェネシスを再結成しコンサートを行う予定でしたが、コロナ禍の影響で2021年9月に延期となっています。


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。