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【いそじまんの日記】9月4日(土):今日の振り返り

土曜日なのに仕事、仕事、また仕事。さすがにうんざりなんだけど、どうしてもこの週末で完成させなければならない書類があって、根を詰めてやっている。

おかげで遅い夏休みもいまだにおあずけ状態。緊急事態宣言は続いているが、このままではオーバーヒートしそうだ。

こんな時のために、大型自動二輪の免許を10年前に取っておいたので、ひと段落ついたら、レンタルバイクで南の方まで出かけてみたいな。

バイクなら、文字通り「風が吹きさらし」なんだから、マスクも三密も関係ない。ヘルメットはいるけどね。

バイクに乗ったことのない人にはわかりづらいと思うけれど、梅雨時と冬を除けばバイク乗りは最高の体験だ。駐車場を気にする必要もないし、渋滞にも巻き込まれにくい。

もともと一人旅が好きで、国内も海外も身ひとつですぐ出かけられる。同行の友達や上司などを気にせず行きたいところに行けるのが、一人旅の醍醐味なのだ。

うまくいったこと/気分が上がったこと

●「ガラスの仮面」を再読し始めて元気づけられた

スポーツや料理、学園生活を題材にしたコミックは多いが、演劇を扱ったコミックというのは少ない。

その数少ない演劇を題材にした知る人ぞ知るコミック、それが美内すずえの「ガラスの仮面」だ。

ひとことでいえば、これは「天才と秀才」の物語だ。このことは、いつの世でも繰り返されてきた人間の永遠のテーマだと思う。

映画監督と有名女優の一人娘として、生まれ持った美貌と恵まれた環境をフルに生かし「演劇界のサラブレッド」として演劇界の王道を歩む姫川亜弓

いっぽう、中華料理店で働くシングルマザーの母を手伝う平凡な少女だが、天性の演技の才能を持ち往年の大女優月影千草に見出され頭角を表す北島マヤ

月影千草が上演権を持つ幻の名作「紅天女(くれないてんにょ)」の主役をめぐって、亜弓とマヤが演技力を競いあう。

お互いを唯一無二のライバルと認め、時には助け合い時にははげしく火花をちらす。

残念ながら、単行本の第49巻までで週刊誌の連載がストップしてしまい、以後15年近くたっても連載が再開されないままになっている。

少女マンガでありながらこのコミックを熟読している僕は、自分が窮地に追い込まれた時、いつもこの本を見返しては元気をもらっていた。

そして、再びスランプに陥っている今またこの本を読み返し始め、主人公マヤとともに成長を目指そうと思う。バブル世代オヤジでも成長はできるところを見せてやるのだ!

果たして秀才は天才に勝てるのか?そして、この僕に天性の才能はあるのか、それともどこにでもいるただの凡人なのか。これからさらに成長できるのか、あるいはこのまま変化のない人生を送り老いさらばえていくだけなのか。

その答えを探すため、このマンガを読み返しながら年甲斐もなく涙ぐみながら、勇気をもらってあすに向かう気力を奮い立たせる僕なのだ。

うまくいかなかったこと/落ち込んだこと

●お金の計算が超苦手なことに今更ながら気づいて草

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僕は数学が苦手だ。お金の計算はもっと苦手だ。

なにしろ、大学受験の共通一次試験で、数学が73点だったのだ。「73点ならそんなに悪くないんちゃう?」と思うかもしれない。しかし、これは200点満点の試験だったのだ(泣)。

ここ最近、過去にさかのぼって預金通帳を見直し、お金の使い方を見直し今後の生き方に活かそうとワークしている。これがまたどうしようもないほど苦痛なのだ。

Excelはそれなりに使えるし、マネーフォワードのアプリも活用して家計を管理している。でも「お金のセンス」というものがどうも自分にはないようやねえ。

いままで散々お金で苦労してきた。ほしいものは今すぐほしい。こういう性格のせいで社会人になってから性懲りもなく何回もローンを組み、サラ金にも手を出し、クレジットカード払いに悩まされてきた。あちこちで借金もしたし今でも借金が残っている。

もともと好きなことしかできない性格なのに、なまじっかチャレンジ精神がありあまっているもんだから、がんばっって日商簿記2級取ったりとかした。英語が読めるもんだから、カッコつけてFinancial Timesのニュースレターをスマボで読んだり。

コロナ禍を気に自分のお金の使い方を振り返ってみたが、あまりにも粗雑でいいかげんなことがわかって、気分はダダ下がり。

最近は「FIRE」という言葉がもてはやされ、人生に必要なお金をさっさと稼いで楽に生きようというトレンドになっているらしい。別にアーリーリタイアとかしなくてもいいけど、衣食住の費用をいちいち考えなくて済むようにはなりたい。

ちょっと逆説的だけど、これからはもうお金のことばかり考えたり、お金で苦労したくないから、必死になってお金を稼ごうと思う。そして、財布の中にいくら入っているか気にしなくても、買いたいものをすぐに買える「お金持ち」を目指したい。

そのためにどんなアクションをとるのか。自分なりにアイデアをあげてみた。

・ストレスが買い物に繋がるのを防ぐため、運動と睡眠、食事に気を付ける
・最低でも週イチのペースで「何もしない日」を作ってリラックスする
・部屋の断捨離をスピードアップし、モノを極力少なくする
・日々の会計入力などの面倒な作業は、オンライン秘書に頼む
・確定申告は一人で悩まず、税理士会のセミナーなどで相談する

あなたと夜と音楽と:Off Course - 秋の気配

高校生の頃にどっぷりハマっていたオフコース。ただ、僕は聴き始めたのは、バンド編成になって「さよなら」が流行った頃からなんだよね。

オフコースがバンドサウンドになってからはヒット曲を次々と発表し、武道館などの大きなホールコンサートもやるようになった。僕も、どちらかというと後期の音楽のほうになじみがある。

シンプルなガットギターの音色から始まり、そこへ美しいストリングスが合わさっていくイントロが印象的な一曲。

こういう昭和の音楽ならではのゆったりとした音楽を聞くと落ち着くね。せわしない令和の現代では決して生まれないような音楽かも。

包み込むような小田さんの歌声は、いつ聴いても大きな愛と優しさを運んでくれる。

少し涼しい風がそよぎ始めたこの季節、ひとりワインでも飲みながら、今夜はこれで眠りにつこう。

ほな、またあした。

関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。