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【エンタメHistory note】8月15日:オスカー・ピーターソン、さくらももこ

8月15日は、終戦の日であり旧盆にあたる日でもあるのですが、次のような方々の記念日でもあります。

■8月15日に生まれた有名人
・オスカー・ピーターソン(ジャズピアニスト)
■8月15日に亡くなった有名人
・さくらももこ(漫画家・エッセイスト・作詞家)

【誕生日】オスカー・ピーターソン(August 15, 1925年8月15日〜2007年12月23日)

オスカー・ピーターソン(Oscar Peterson、1925年8月15日 - 2007年12月23日)は、カナダ、ケベック州モントリオール出身のジャズ・ピアニストで作曲家です。

彼はスイング期の流れを汲む奏法にモダンな和声感覚を融合させ、ジャズ界きっての超絶技巧を誇る存在でした。彼は88鍵を駆使したダイナミックな演奏と流麗なアドリブで、「鍵盤の皇帝」と称されました。また、ミスタッチの少ない強靭なタッチと明快なハッピーな演奏が彼の特徴でした。

彼が今もジャズ界の巨人と言われる理由は次の3点に集約されるといっていいでしょう。

革新的なスタイル

ピーターソンのスタイルは、彼の古典的なトレーニング、スウィング時代、そして彼の独自のハーモニーとフレージングへのアプローチの組み合わせでした。

彼はモダンハーモニーをスウィングベースの演奏に無理なく組み込み、独特で瞬時に認識できるサウンドを作り出しました。彼の革新的なハーモニーとリズムのニュアンスは、ジャズピアノの言語を拡張しました。

有名ジャズプレイヤーとの共演

ピーターソンは、エラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロング、カウント・ベイシー、ディジー・ガレスピーなど、幅広いジャズのレジェンドとコラボレーションしました。 彼のコラボレーションは、彼の適応力と、グループ環境内での音楽的な会話を強化する能力を示しました。

後進ジャズプレイヤーへの教育的影響

ピーターソンは音楽家としてのキャリアだけでなく、教育者としても影響力を持っていました。

彼はワークショップやマスタークラスを開催し、さまざまな機関で教え、自分の知識と専門知識を若い世代の音楽家に伝えました。 彼の遺した指導内容と演奏は、新時代のピアニストにとっても貴重な「教材」であり続けることでしょう。

オスカー・ピーターソン関連メディア情報

Amazon Prime Video:Oscar Peterson: Keeping the Groove Alive

アマゾンプライムビデオでは、オスカー・ピーターソンを特集した映像を見ることができます。

Amazon Music Unlimited:Sits In With The Oscar Peterson Trio

ちょっと古い音源ですが、サックス奏者のソニー・スティットとの共演をAmazon Musicで聴くことができます。

小曽根真 「オスカー・ピーターソン至福のジャズを大解剖!」 

また、ジャズ・ピアニストの小曽根真がオスカー・ピーターソンの魅力を詳しく解説した、2008年放送の「小曽根真のミュージックラボ」がYouTubeで見ることができます。

CD・レコードAmazon

Amazon:Exclusively for My Friends

Amazonのオンラインショップでは、オスカー・ピーターソンのボックス・セットが販売されています。

【命日】さくら ももこ(1965年5月8日〜2018年8月15日)

さくらももこさんは、日本の漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家であり、彼女の業績はコミック界に大きな影響を与えました。彼女は高校生でも理解しやすい作品で、多くの人々に愛されました。

彼女は代表作は、なんといっても『ちびまる子ちゃん』ですね。この作品は彼女の少女時代をモデルにしており、その愛らしいキャラクターたちと日常のエピソードが、読者の心に楽しさと共感を呼び起こしました。

このコミックの単行本は累計3000万部以上を売り上げ、その人気は今もなお続いています。また、彼女のエッセイもまた独自の視点と語り口で多くのファンを魅了し、彼女の初期エッセイ集はミリオンセラーとなりました。彼女は「平成の清少納言」とも称され、その文章力は広く認められました。

さくらももこさんは「ももちゃん」という愛称で親しまれており、彼女自身もエッセイの販促用において『ちびまる子ちゃん』の主人公である「まる子」と同一人物として扱われることがありました。

彼女は2018年8月15日にこの世を去りましたが、彼女の作品と影響力は今もなお私たちの心に生き続けています。

彼女のコミックは、普遍的なテーマと感情を描いており、新たな世代にも受け継がれていくことでしょう。さくらももこの創作活動は、コミック界に深い足跡を刻み、多くの人々に笑顔と感動を与えました。

さくらももこ関連メディア情報

初期三部作:「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」

さくらももこさんは「ちびまるこちゃん」の他にエッセイでもヒットを飛ばしています。

【編集後記】

いやあ、みなさん。こんばんは。元バイリンガルITテクサポにして、仕事しない昭和オヤジのケンジです。

それにしても、丸一日ひどい雨風でしたね。20:00現在では雨雲が徐々に近畿から遠ざかりつつあるようですが、どうぞ油断せず安全を確保してください。

今夜のAOR

台風でせっかくのお盆休みが台無しになっちゃったから、ちょっと気分を上げてくれるような音楽が聴きたいなぁ、なんて思いませんか。

まさにAORの代表的ミュージシャンであるボズ・スキャッグスの「ロウダウン」で今夜はおやすみなさい。

そんじゃ、またね。

Good Night. Sweet Dreams.


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。