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【いそじまんの日記】9月3日(金):今日の振り返り

今日も相変わらずの雨模様だったが、気温は大幅に下がってかなり過ごしやすくなった。

僕がまだ大学生だった頃は、日本の季節の移り変わりは緩やかで、夏は夏らしく秋は秋らしかった。

8月の終わりになって雨の降る日が増えてくるにつれて、夏の熱風に少しづつ秋の涼しい風が混じり始め、雲が入道雲からバラバラにちぎれたいわし雲に変わり、文字通り「小さい秋」がやってくるのが常だった。

でも、こうした穏やかな気候は本当に過去のものになった。

世界中で起こっている気候変動は、もう昔のようなのんびりとした生活を許してくれそうにない。

これからは、各個人が自分自身でコロナに対抗する「免疫力アップ」や「冷静な精神状態」を保つための努力をしていかなければならない。

うまくいったこと/満足できたこと/役立ちそうなこと

●Intel Mac miniが到着、大画面で仕事がサクサク進む

2020年からずっとITガジェットの不調が続き、まともに仕事を進めるどころではなくなっていた。

たとえばこんな調子だ。

・ヤフオクで買ったMacbook Proの液晶不良で画面表示ができなくなった
・代替機として買った中古のMacbookもスピードが遅く使い物にならない
・転売のため初期化を行ったところOSまで消去してしまい復旧に3日かかる

コロナ前までは中古品でもほとんど故障もなくすべてが調子よくいっていただけに、まさに「コロナの呪い」とでも言いたくなるような状況だ。

そうしたすったもんだの末、3日前にやってきたのがIntelプロセッサを搭載した1世代前のMac mini。動画編集やイラスト作成の勉強にも備え、メモリは64GB積んだ豪勢なスペックだ。

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これにLG製の27インチディスプレイを組み合わせると、大画面でけっこう快適な作業環境が手に入った。

9月から毎日noteをアップできているのも、このシステムのおかげ。これからの課題として、午前中にすべての仕事を終えてしまい、午後は風呂に入ってドラマ見てダラダラ過ごす自堕落な生活をぜひ実現したい。

うまくいかなかったこと/満足できなかったこと

何かというと電話をかけてくる人が続出

今週は、ケーブルTV会社から始まって、保健会社や親族に至るまで、自分の都合だけで電話を何度もかけてくる人の「攻撃」に振り回された。ネット界隈でいうところの「電凸」的なヤツだ。

コミュニケーション手段といえば「固定電話」と「ファックス」しかなかった昭和時代とちがい、今やメールやチャット、メッセンジャー、ZOOMなどいくらでも連絡の方法があるはずだ。

それにもかかわらず何度も電話をかけてくるということは、その人間の頭の中や所属している企業がいかに古い価値観に囚われているかという証拠になる。

あまりにも自分の仕事が電話で度々中断されるので、僕は単なる「断捨離」をやめ、自分自身を新しい人間に生まれ変わらせてしまおうと決めた。

IT機器に例えていうと「ハードウェア本体はそのままだが、中のハードディスクやSSDを初期化し、OSを入れ替えてしまおうというものだ。

具体的には、次のようなモノを全部捨てて入れ替えることに決めた。

・値段は安かったが好きになれず着てもいない服
・お金をケチって買ったが足に合わない靴
・ほとんど読み返さない紙の本
・いまだに通帳式でWebサイトの使いにくい銀行口座
・スピードの遅い旧型のPCやスマホ
・有効期限が切れたTOEICスコア証明書
・自宅で自炊するための皿、鍋、ガスコンロ
・なんでも電話で頼みごとをしてくるクライアント
・学歴を含む過去の成功体験
・「自分は文系だから」といって避けていた数学やサイエンスの勉強
・疎遠になった大学時代の友人
・他人の目ばかり気にする弱い自分

もちろん、こんな面倒なことを50歳過ぎてからやらんでも、誰からも咎められないし、月日は過ぎていく。

だが、コロナによる世界の変化は止まるところを知らない。変異株が次々に出現し、ワクチン接種による抗体の有効期限はたった10ヶ月だ。

たとえワクチンが劇的に効果を上げてウィルス騒ぎが収まったととしても、もうコロナ前のような平和な時代には戻れない。一般人が気軽に海外旅行に行ったりすることはもうできない。

深刻過ぎる話に聞こえるかも知れないが、それぐらいの覚悟をしておかないと、これからの世界で生き残ることは難しいだろう。

まあなたと夜と音楽と:Miles Davis - Time After Time

「ジャズの帝王」と呼ばれたトランペッター、マイルス・デイビスが1991年9月28日に亡くなってから20年が過ぎた。

彼の演奏を聞くと、いまだ一度も行ったことのないニューヨークの街の景色がなぜか目の前に浮かぶ。

タイムズスクウェアのきらびやかなネオン、交差点を行き交う雑多な人種、走り去るイエローキャブ。

都会の喧騒と孤独を言い表すのに、これほどぴったりとマッチしたプレイヤーはいないだろう。

夏から秋に移り変わる季節。今夜はちょっと気取ってジントニックでもひとり傾けながら、今夜は眠りにつこう。

ほな、またあした。


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。