【ケンジの日記】11月2日(水):「フードロス」から「フード備蓄」への意識転換
今日2日はスッキリと晴れて気持ちのいい一日となりました。沖縄を除いては全国的に太陽が降り注いだ一日といっていいでしょう。ついこの間まで続いていた夏の名残の強い日差しも影を潜め、吹き抜ける爽やかな風を楽しめる季節です。
明日の休日もお天気はまったく問題なしで、札幌、新潟、沖縄などの北と南のほかは、快晴が続きます。
天気のいい今週はまさに「洗濯日和」。普段なかなか洗うことのできない布団や毛布なども、この機会にしっかり天日干ししてしまいましょう。
みんなの「防災」日記:フードロス防止をきっかけにミニマルな生き方
ロシア-ウクライナ戦争やコロナ流行で流通が混乱し物資が手に入りくい今、にわかに「フードロス問題」が注目を浴びてきたようだ。
なかでも気になっている用語が「フードドライブ」。各自治体や民間企業が積極的にこの活動を進めている。
僕がよく食品を購入するイオングループのダイエーでも、余った食品を入れるための箱がもうけられている。初めてこのコーナーを見たときは「さんざん食物をムダに捨ててきた日本がようやく真剣に取り組み始めたんだな」と実感した。
農林水産省の発表している資料をみると、年間600万トンも食べられるものをただ捨てていることに驚くばかり。
日本はいつも国外から「黒船」がやってこないと社会が変わらないような国民性を持っている。伝統的な行事を大事にする日本人の精神性の高さはたしかに素晴らしいが、悪い習慣をきっぱりとやめて自力で方向転換する割り切りのよさがもっとほしい。
閣僚では河野行革担当大臣が保険証とマイナンバーカードを一体化したりといった政策を推進すると決定したし、市役所で提出する書類や銀行口座開設も印鑑なしでよくなってきた。これまで漫然と続けてきた古い習慣が見直され、新しい時代の流れに追いつこうとしているのだ。
こうした流れをもう一歩進め、ムダ使いをやめ物欲をおさえて、その分を「備蓄」にかえてみてはどうだろうか。
日本はいくら気をつけていても自然災害からは免れることはできない国だ。小麦が輸入できなくてお菓子やラーメンの価格が高騰したら、この際そんな嗜好品はきっぱりやめて、いざというときのために米や水をせっせと買い込もう。
そうして備蓄のきく食品をすこしづつ毎日の食卓にのせることが、防災を考える大きなきっかけになるのではないかと強く思う。
「病気のデパート」ケンジの超・回復日記
晴れときどきアスペルガー:断薬までの長い道のり
僕が「不安神経症」と診断されたのは、30代半ばの頃だった。
ここから先は
¥ 100
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。