【いそじまんの日記】9月22日(水):今日のトピック

朝こそ気持ちよく晴れたものの、午後からは一転してうっとうしい天気。

古いことわざだと「女心と秋の空」なんていったものだ。

でも、これって今の時代では「女性を差別している」とししてジェンダー問題に引っかかる「不適切な表現」ということになるのかなぁ。

我らバブル世代オヤジは頭の硬い人が多いので、いまだに男女の別についてかたくなな意識を崩さないことが多い。

ここは、やはりちょっと頭を柔らかくして「そういう考えの人もいるんだな」ぐらいの意識を持っていた方がいいのかも。

成功したこと/楽しい気分になったこと

今まで散々考えてきた「幸福に生きるコツ」というのが50歳過ぎてやっとわかった

誰でもそうだと思うが、ここ2年間で自分の人生がまるでジェットコースターのように急上昇したり急降下したりするのを経験した。

これは、50年あまり生きてきたなかで最大のアップダウンといえる。

そうした経験から、このコロナ禍で自分を見失わずに生きるにはどうしたらいいかということがやっとわかってきた。

情報をシャットダウンする

世界中がインターネットで繋がれている時代。毎日のほほんと生きているとチコちゃんに叱られる…じゃなかった、悪いオトナやブラック企業になんやかんやでお金をむしり取られてしまう。

スマホで見られる「ぱっと見でタダの情報」は、知らないうちに「個人情報の提供」などの対価を支払っている。

自分の頭でしっかりと考え、自分の価値を高めてくれる情報はなにか、損得なしに付き合ってくれる友達は誰かを真剣に見極める必要がある。

「大きな石を先に入れる」ことを心がける

以前にもこのブログで話したことがあるが、人はそれぞれ最も大事にしている価値観がいくつかある。

ある人は仕事だったり、またある人は家族だったり。

でも、人気YouTubeで事業家の西村博之は「学生を前にしてなんかしゃべってくれ」という依頼が来ると、この話をするようにしているという。

[「睡眠」を最重視したことで、僕の人生は開けていった。今の“ひろゆき”ができるまで|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。

要は、「優先順位」を間違えないこと、そして優先順位は人によってちがうので、人と比較しないことだ。

「今やらなくても後からなんとかできること」も後回しにしてしまって構わない。

お金を稼いで出世することが人生の目標にしている人もいるし、家族がみな元気で幸せに暮らせることが第一優先という人もいる。

僕の場合は何度も書いている通り「睡眠」「入浴」「運動」「食事」がすべての基本で、この4つの柱がぐらついていると、仕事や趣味にも没頭できない。

とはいえ、人間とは弱いものでついつい水と同じように「低い方に流れる」ことになりやすい。

本当に幸せになりたいと考えているのなら、この自分の弱さを自覚しつつ、それでも少しでも現状がよくなるように努力することが大切だろう。

失敗したこと/ガッカリしたこと

今まで知っていながらまったくできていなかったことが「これまでの失敗の原因」だと気づいた件

今日の日経新聞の記事を読んでいて、改めて気づかされたことがあった。

今までさんざんブログにも書いて、自分でもわかっているつもりでいたのに、全然できていなかったこと。

それは、「睡眠時間を何があっても7時間以上確保すること」だ。これができていなかったからこそ、今まで成果があげられなかったし、健康を害することになったのだ。

考えてみれば思いつくことはいくらでもある。

・自分の体験からいくと、小学生の頃から「寝ない子供」だった。
・睡眠時間を犠牲にして暗いところで夜遅くまで本を読んでいたせいで、強度の近視になってしまった。
・睡眠時間を削って仕事に没頭した結果、ひどいミスを犯してその対応に追われた。

これらはみな、自分の睡眠不足によってアタマがきちんと働いていなかったことが原因だ。

睡眠不足を解消しないままどんな努力をしても、それはまったく効果の出ないまちがった努力になってしまっていた。

この単純な真実にやっと気づいた僕は、さっそくきのう夜8時に就寝。

その結果、いつも睡眠を管理しているアプリで久しぶりの好成績を叩き出した。

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なんだ、やればできるじゃないか。

これからの健康管理の目標は、まず「睡眠の質」を100%にすること。これを継続し「入浴」「運動」を組み合わせることで、心身ともに健康に近づくことができるはずだ。

思えばこんなことも気づかないアホアホな僕だったが、まだこの段階で気づいてよかった。

今日からはまた新しい気持ちで、前向きにがんばっていきたい。

あなたと夜と音楽と:パーシーフェイス - 夏の日の恋

きのうのポール・モーリアの続きでもう少し「イージーリスニング」について紹介してみたい。

こうして毎日暑さと涼しさが同居している季節になると、まだコロナ前の「健全だった夏」を思い出してやまない。

そうした美しい夏の思い出をかき立ててくれるのが、パーシー・ファイス楽団の「夏の日の恋(Theme from a Summer Place)」だ。

この曲はもともと1959年に公開の映画「避暑地のできごと(A Summer Place)」の主題歌。ユーゴウィンターが歌ったものがオリジナルとのこと。

この頃は、毎年毎年同じような季節が巡ってくるものと思い込んでいた。

まだ携帯電話もネットもSNSもない、のんびりした時代だったんだな。

でも、外出自粛で祭りやイベントがどんどん中止になっていくここ数年の状況を見ると、世の中の何一つとして変わらないものはないということを感じる。

平家物語に「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響あり」と謳われているけれど、二度と戻らないものもある。

だから私は、毎日を後悔ないように精一杯生きなきゃなぁと思う。

この曲が流行した当時はまだまだ海外旅行が一般的でなく、限られた一部の人しか行けなかった。

ちょうど今の状況と同じなんだけれど、当時中学生だった僕は、「夏の日の恋(Theme from a Summer Place)」を聴きながら、いつかは世界を旅したいと、海外への憧れを募らせたのだった。

楽しかった昔の夏を思い出しながら、今夜も眠りにつこう。

ほな、またあした。


関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。