【いそじまんの日記】10月14日(木):今日の振り返り
「日本人が不幸そう」なのは「自分の価値に気づいてない」からという話
日本のIT起業起業家の間でダントツの成果を出しているマナブ氏がこんな情報をアップしていた。
さっそくツイートやvoicyを確認すると、「日本人は『接客や顧客サポート』に関しては外国人よりもずっと優秀」という事実が見えてきた。
「お客様は神様です」という言葉もある通り、日本人は顧客に対してちょっと行きすぎなぐらい謙虚でへりくだって接客している。
また、対応スピードが早くまじめにメールや電話の返事をしっかり返している。
マナブ氏のいうとおり、これは世界的に見るととても珍しい。
比較的きっちりしているというイメージのあるイギリス人やドイツ人でさえ、日本人には及ばない。ましてや、東南アジアや中東、中南米の人たちは、ちょっと言葉は悪いが「いいかげん」で対応が遅すぎる上にお粗末だ。
幸せな人生を送りたい日本人は「顧客サービス」を武器に海外へ出よ
コロナワクチン接種や飲食店への対応の遅れで株価同様評判がだだ下がりの日本。
2世議員や高級官僚、企業のトップといった「上級国民」だけが甘い汁を吸い、我ら平民は30年間変わらない給料と高くなるばかりの社会保険料にうんざりしている。
高齢者が増えて福祉の負担はどんどん重くなり、定年延長でまだまだ働き続けなければならない。いったいいつになったらこの努力は報われるんだ!って、イライラがたまって居酒屋で飲み明かしたい気分になっちゃうよね。
でも、日本国民はみんなとても良くやっているってもっと胸を張ったらええってことなんやな。
マナブ氏が言っていたことは日本人全体に言える話で、この高品質な接客サービスを日本以外で活かしたら外国のお客さんにはもっと評価されるはずだ。
ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんのコメントにも「日本人は調和を重んじるあまり人の目を気にしすぎ」っていっている。なによりもこれが、日本人が幸せそうに見えない原因なんじゃないか。
家電やパソコン、スマホに半導体のハイテク分野ですっかり中国や韓国に抜かれてしまった感じの日本だけど、まだまだ人間力で勝負できるはず。
「まだまだひと花咲かせてやる!」ていうガッツがある人は、ちょっとがんばって英語を覚えて、海外で高品質なサービススキルで勝負したらどうだろう。
あなたと夜と音楽と:Billy Joel - Allentown
アレンタウンはアメリカ合衆国ペンシルバニア州にある人口12万人ほどの都市で、
ビリー・ジョエルが1982年に発表したアルバム「ナイロン・カーテン(Nylon Curtain)」に収められているのが1980年代の不況に沈むこの街を描いた「アレンタウン」だ。
1980年代のアメリカは失業率が10%にものぼる深刻な不況におちいった。
また、日本の優れた工業製品に押されて自国製品の国際競争力が低下し、中西部と北東部では工場が次々と閉鎖された。
このアルバムにはこのような暗い時代の雰囲気が色濃く反映されており、この「アレンタウン」も不況に沈む工業都市で働く人達の悲哀を歌っている。
時代は移っていまやアメリカは「GAFA」と呼ばれる超巨大IT企業群の製品が世界を席巻するいっぽう、1980年代に繁栄を極めた日本は高齢化や少子化で衰退の危機にある。
ぼくはこの年は高校3年生で大学受験に落ち、浪人生活を余儀なくされていた頃だった。
自分自身も暗い気持ちで毎日すごしていたので、この曲で描かれているアメリカの秘めた悲しみがひしひしと伝わってくるような気がしていた。
日本もやがてリーマンショックのような深刻な不況に向かうに違いないが、なんとかみんなで力を合わせてこの危機を乗り越えられればいいと思う。
自分の今日の頑張りが明日の日本の未来につながるよう祈りながら、今夜も眠りにつこう。
ほな、またあした。
関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。