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自民党総裁選&解散総選挙の、一つのシミュレーション。

元衆議院議員の、村井宗明さんがおもしろいシミュレーションを披露してたので、ご紹介です。

日本政治を第三者視点で推理した村井シミュレーションカレンダー(確率80%)
9月14日 自由民主党の総裁選挙で菅義偉総裁。
9月15日 二階幹事長が留任
9月16日 野党の合流新党
 ↑ サプライズ入閣の目玉の公表で、報道から野党を「完全消滅」。
9月17日 臨時国会開催、首班指名、組閣で菅内閣へ。
・新大臣のスキャンダルを避けるために超小幅改造。入換はわずかだが、サプライズ入閣あり。
9月下旬 所信表明、代表質問あり。予算委はなし。
↑ ここで、コロナ経済対策としての時限的な「消費税減税」を出して内閣支持率が最高潮に。
9月末  衆議院解散
10月13日 衆議院選挙公示
・争点の「コロナ経済対策としての消費税減税」に対して、圧倒的な世論に押されて野党も事後に賛成に転換。しかし、一度吹いた追い風は少ししか止まらない。
10月25日 投票日(大安)
 自民党圧勝、3分の2へ。
10月26日 野党大敗の責任論が浮上。抑えるが数日後に枝野代表が辞任。
10月末 本格的な内閣改造 菅色の濃い体制へ。
11月 野党の党首選挙
12月25日 政府予算の閣議決定
↑ 例年よりも遅れる
12月末 野党の再々編

引用、以上。
いち民間人としてのフラットな感覚で、ポジショントークじゃない分、枝野代表辞任まで盛り込み、リアリティがあります(^^;。

また「サプライズ入閣の目玉の公表」は、与党国会議員で、入閣して驚く人材が思いつかないので、もしかしたら民間からの登用とか?
例えば、橋下 徹元大阪市市長? ご本人は思いっきり否定されてますが。

…と、村井さんのシミュレーションに思わず乗っかっちゃう(笑)。
野党の再々編が12月、というのは、「助成金の半分は1月1日を基準とし翌2日から起算し15日以内に[1]、総務省に届け出た政党の所属議員数の割合に応じて配分され(議員数割)、もう半分は直近の国政選挙の得票率(衆議院議員総選挙と過去2回の参議院議員通常選挙)に応じて各政党に配分される(得票数割)」。by Wikipedia

あああ、今日の報道で岸田さんは自信なさげに見えます。
これではねえ…。
叩き上げの菅さんに対して、世襲&エリートの岸田さんは、苦難に弱いように感じてしまいます。

そして稲田朋美さんが「早々に立候補断念。推薦人20人が集まらない」というのは、痛い。
野田聖子さんも、安倍総理の退陣会見直後の取材に「名乗りを上げたい」と言ってたけど、すでにメディアはスルー。

それから「若手議員が党員投票実施を求めて動いている」ということで、初めて見る人達が次々に登場。この場面くらいしか、目立てる機会がないですからね(^^;。

それにしても、老獪な長老陣は余裕の構えですねえ。
この「どっしり感」は民主党には、なかったですね…。

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