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ガチンコの自民党総裁選は、8年ぶりですから(^^)

永田町も、メディアも、ワクワク感が止まりません(笑)。

政治系の記者さんも、新人さんが配属されたり、数年で異動する場合もあるので、以前の話を知らないこともあります。
例えば私が当選した時に「フリーター議員」と言われて、メディア記者の視線も思いっきり「この人、大丈夫か??」でした。
で「私はこのまま解散まで、”使えねー”目線で見られるんだろうな」と思ってたんですが、2年後くらいに訪ねてきた若い新聞記者さんに「私の印象も、あまりよくないでしょうし」と言ったら「先月、政治部に異動したばかりで、わかりません」と言われて逆にびっくりしました。

週刊誌記者さんとか、フリーのライターさんには長く関わってる人もいますが、大手メディアの新米記者さんの中には今回の騒動に、戸惑ってる人もいるかもしれませんね。

派閥とはなんぞや?の解説からやってる番組もあります。
わかりやすいとともに、それを見てると永田町は昭和のままだ、と感じますよね~(^^;。

今回は、「急だから」というどさくさ紛れの理由で、派閥ロジック全開の党員投票なしパターンに決まり、菅官房長官が絶対的に有利になりました。

さて石破さんは、党員投票選挙になったら勝てるのか?と考えると、これは時の運もあるし、やってみないとわからない。
2年前の総裁選では、党員投票の4割を得たので「今回も、その勢いがあれば」と期待する人がいます。また、世論調査での人気も高い。

でもねえ。
そもそも安倍総理が自民党総裁になった2012年総裁選では、議員票で最も多かったのは石原伸晃議員で58票、安倍さんは54票、石破さんは34票。
党員算定票は石破さんが断トツの165票、安倍さん87票。
そして決選投票で、安倍さんが勝ちました。

安倍さんは当時、有力候補ではなかったため予想外の結果。
そして最長の政権運営となりました。
安倍さんに、運が巡った、ということでしょうか。

どんな組織でも「一番、人気がある」とか「能力が一番、高い」からといって、選挙、競争で勝つとは限りません。
石破さんは細やかで人柄もいい方ですが、自分の派閥の人数が19人という弱さも含めて、自民党内では不利な状況です。

一年後の自民党総裁選は、党員投票があります。
その時、自民党は、野党は、日本は、どういう様相になってるでしょうね。
石破さんは、満を持して総理大臣になれるのでしょうか ...( = =) トオイメ目

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