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「良いご縁」に恵まれるには? 著名な経営コンサルタント 小島一慶氏のコラムです。

「良いご縁」というのは信頼関係が築けた上で、つながるものでしょうね。
以下、ダイヤモンドオンラインの小島さんの記事です。

「良いご縁」に恵まれることは、良い経営者の条件の一つと言えるかもしれません。しかし、ご縁はいくら待っていても向こうから来てくれるわけではありません。

 ご縁に恵まれるためには、まず多くの人に会うことが必要です。人に会わない限り、ご縁は生まれないのですから。

 かつての私のボスだった外交評論家の岡本行夫さんは、常々「人に会って損をすることはないよ」と私におっしゃり、自らも実践されていました。岡本さんの日々は多忙ですが、それでも人に会う時間をつくっていたのです。

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多くの経営者は、ご縁を作るために交流会に参加したり、つてを使って人と会ったりしています。これはこれで、悪いことではありません。

 でも、「相手が欲しいものを提供できる状態」になっていないと、知り合うことはできても縁を続けることはできません。自分に与えるものがなく、相手からもらうばかりでは敬遠されてしまいます。

 自分が与えられるものは何か。それは情報とは限りません。心地よさでも構わない。もしかしたら、お金かもしれません。お金持ちに顔が広い人が多いのは、お金を求めて来る人がたくさんいるからです。とにかく、人に与えられるものをどれだけ持っているかということです。

そうやってできたご縁を続けるコツはマメさと、ご縁を自分のために利用しない姿勢です。

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だから紹介を頼まれたときには必ず、「○○さんがあなたに会うメリットは何ですか」と質問をしています。単に有名人と知り会いたいとか、何かを売り込みたいというのであれば、「今の時代は本当にいいものだったら紹介しなくても売れますよ」っていう話をして断ります。

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