「期待＋α」が、大事かも。

「なぜYOUは30年以上芸能界でサバイバルできたのか」
　↑という記事を、見ました。印象深かったので以下、ご紹介です。

だが、自然体というだけなら、ここまで芸能界で長く活動は続けられなかったはずだ。あるインタビューで、浮き沈みの激しい世界でずっと活躍してこられた秘訣を訊かれ、彼女はこんなふうに答えている。

《自分が何を望まれているかを把握して、ちょっとプラスぐらいは返したいなといつも思ってますね。でもムリは絶対にしない。できないことはできないし、それをできると信じたりもしない。かなわない夢は見ないタイプなので》
どうやら彼女が長らく活動し続けてこられた最大の源は「自分が何を望まれているかを把握」する能力にあるらしい。三谷幸喜からの相談に即座に応えられるのも、バラエティで後輩タレントたちから慕われるのも、この能力のおかげであることは間違いない。

引用：文春オンライン：ダウンタウンから6週間無視されたYOU 『ごっつええ感じ』スタート30年、YOUが語っていた“芸能界サバイバル術”とは？

YOUさんが出演した２００４年の映画「誰も知らない」を見ました。
子どもを置いて出てっちゃうお母さんの役で、映画を見る前は「無責任すぎ。人間としてダメだ、そんなの」と思ってましたが、YOUさんの演技を見て「こういう女性、てどこにでもいそう」と思ったし、母子の仲がよくて明るい家庭だったのも、演出込みとはいえリアリティがありました。

YOUさんには、私も頼ってみたいです。
グダグダ愚痴を言ってたら「しゃんとしろ！」と檄を飛ばしてくれそうで、気合いが入るかも。
それに冷たく突き放したりしないかな、と思えるし（＾＾）。

頼った時に理路整然と「回答」を示されても、モヤモヤ感が残りそうですが、YOUさんは感情も含めてケアしてくれそうな印象。
と勝手にイメージを作ってますが、芸能界で長く活躍してる方ですから、大外れではないと思います。

芸能界は能力の高さも重要でしょうが、「この人と仕事をしたい」という人間性も大事だと思います。
プライドが高い人達の集合体の中で、歌手の誰だったかが「文句を言わなさそうだったので、歌番組の海外ロケの時によく選ばれてた」と言ってましたし。

自分が仕事を依頼したい時にどういう人を選ぶか、を基準にするとわかりやすいはず。気難しい人は、才能があっても組みにくいですから。

自分自身も、ずっと選ばれる存在でありたい、と思いました。