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日本経済が直面する課題として ギャル

• 以下の内容でレポートを作成し提出

• この授業で取り上げた日本経済が直面する問題の中 から、各自が関心を持ったものについてレポートに まとめる

• 問題の内容をまとめ、自分の考えを書く

• 複数の問題を組み合わせる

• 自分で調べたことを盛り込む(出典をあげる)

• 分量 2000 文字

• 提出期限 2 月 7 日(月)中

• 提出先 webclass (課題を後日掲示)


<レポート内容>

日本経済が直面する課題として、若い世代の思考力低下、単純にバカが量産されている現実があると思われる。というのも、先日、<【成田悠輔vsギャル軍団】成田は一回渋谷に出ろ!マルキュー集合な[1]>という、討論番組を視聴した際に、ギャル3人の語彙力と思考力が世の中の現実だと推察され、経済学者の成田氏との知的レベルの差に愕然とした。討論の方向性としては、ギャル軍団が気持ちよくなって終了しているが、何とも言えない気持ちになった。ギャルたちはお金を使わないが、連帯感を持ち愛と幸せを中心に、道徳的な正しさのマインドを持って生きると主張しているが、これらの世代があと20年後に富を持ち、主要なマーケット層となっていることが、まったくもって見通せない気がしてならない。データに裏付けされている感想ではないが、直感として、このままギャル思考で成長し、経済的な活動をせずに、経済的には縮小マインドで、本人たちの幸せ感を満たす消費行動をすることになり、それは、例えば高度経済成長時代の所得が上がり、新製品が生まれ、購買意欲が増大した時代とは、真逆の経済活動社会が生まれつつあるということである。また、語彙力や思考力の低下について、本人たちが無自覚であり、自分の愚かさを肯定的にとらえて、幸せ感を納得化させている点については、経済をけん引するようなイノベーションが生まれるような要素が薄く、多くの富を生み出すようなリーダーシップなども、いわゆる「ギャル」というマインドからは、見通せず、非常に暗い気持ちになった。ところが、日本経済では直接的には、戦争という経済マーケットに加担している要素は表向きには少ないが、アフリカの内戦など、国際社会が解決困難な問題に対して、成田氏がいうように、ギャルマインド・文化の平和的利用し、アフリカやアフガニスタン等の紛争地域への文化輸出が可能なのではないか、可能性があるのではないかと提案したい。日本は、武器を製造し輸出するよりも、紛争解決の手段として、日本の特殊文化により平和維持活動をすることを模索したらどうだろうか。

 他方、この成田氏との知的思考レベルの差がこの番組の面白さとは理解しつつも、日本経済にとって深刻な問題を陰に示していると理解した。自分たちが搾取されるのか搾取するのかは、ギャルにとってはあまり意味を持たず、その日暮らしで、楽しく幸せにいられればよいということであり、社会的な責任や外交問題など、全くお構いなしに、自分たちの環境は、誰かによって与えられるというような、フリーライダー的な若者の象徴であると思慮している。ギャルと経済的行動が似ているのがマイルドヤンキー[2]、プア充[3]とよばれる層である。これらの層は、社会保障制度の役割として、所得再配分される側にいることが多く、背社会的安定装置や自動安定化装置のおかげもあり、日本は社会保障制度に対して大きな暴動などはなく、平和な秩序がおおむね保たれている要素でもある。他方、ギャル・マイルドヤンキー・プア充という層が極端に多くなっても社会保障制度が維持できる金融政策や対外経済関係などの日本経済が発展するように、政府及び地方自治体の経済政策がますます重要となっている。

 日本経済において、再生可能エネルギーの普及・事業支援[4]が進んでいるが、経済活動に伴って、事業を進める際には環境破壊が進展するのではなく、環境保全をとりこんだ経済活動となるように国は誘導している。現実的には環境保全を取り込むと、採算性が低下することが多いと思われるが・・・。例えば、行き過ぎた盛土・造成を起因として、過剰な雨による土砂崩れが発生し、昨年熱海市の太陽光発電事業者等に社会的な非難が集まった事例がある。現在、私は太陽光発電事業者に所属し約150haの事業用地の一部の約50haの造成工事を行っている最中であるが、その熱海の事例により、臨時で行政からの立ち入り検査や報告を求められた当事者でもあり、個人的もインパクトの大きい環境への配慮が欠けた事例であったものである。また、足尾銅山[5]の田中正造氏の環境保全運動事例もあるように、鉱山開発等が戦費[6]補充や軍事強化のために行われた時代背景もあり、開発には大気汚染などの環境汚染が伴うものである。現在も栃木県の石灰の採掘場周辺では、過剰な輸送トラックの往来等による排ガスや、石灰炭鉱からの粉塵による直接的な環境汚染が静かに進行している。沖縄の北部の鉱山採掘場付近とは比べ物にならないくらいひどい状況である。経済産業省、環境省、地方自治体は、経済を優先して、市民が現状に反発をしない状況においては、社会的なインパクトのある事例が発生しない限り(熱海の土砂崩れ等)は、経済(市民の経済的満足)を優先する社会になっていると言えるのではないか。

(約2,165文字)

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[1] 【成田悠輔vsギャル軍団】成田は一回渋谷に出ろ!マルキュー集合な - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=1iGcA7H2W8A

[2] マイルドヤンキー - Wikipedia

[3] プア充 - Wikipedia

[4] 再生可能エネルギー事業支援ガイドブック (meti.go.jp)

[5] 足尾銅山 - Wikipedia

[6] kaihou71.pdf (city.sapporo.jp) 郷土史ていね

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