見出し画像

アメリカ文学概論 第3回講義の課題課題資料:“William Bradford

第3回講義の課題

課題資料:“William Bradford pp.72-76”を読み、以下の(1)〜(2)についてコメントをかいてください。


(1)今回の資料の中では、立場の異なる書き手が17世紀の北米アメリカでの植民地生活を記述しています。これまでの講義資料を踏まえ、書かれている内容や書き方(表現の仕方)について今回の特徴を自分なりにまとめてください。具体的に本文を引用しながら説明することを心がけてください。WebClass で期限までに提出してください。

この中で、芸術性を感じる表現を以下に記載してみる。

 He would always be contemning the poor people ~ he died in a desperate manner, ~ thrown overboard. ~ for they noted it to be the just hand of God upon him.

このくだりについては、神が天罰を下したようなピューリタンならではの芸術性が感じられるともいえる。

 また、文中に、Godがいたるところに記載されていることから、航海の安全性と神とのつながりの表現手法についても、文学的な要素があるといえるのではないか。


(2)その他に面白い・特徴的だと思った点について引用しながら具体的に説明

この資料がなぜ、アメリカ文学概論につながるのか皆目見当つかない。いったいアメリカ文学の何を学んでいるのか。敬虔なピューリタンとなったWilliam Bradford氏の生きざまと、彼が有力な人物であったために伝記として残されていた書物の中に、Bradford氏の団体が、北米に航海する際の、航海上のトラブルについての記述であるが、これがアメリカの文学ということなのだろうか。日本でいえば、江戸時代の有名人、例えば、徳川家康が有名であったために、彼にまつわる人物評などが、現代において文学としてみなしているということなのだろうか。これが文学的になるのか、何をもって文学というのか定義が不明であはあるものの、現代であまり見かけない単語、amongst,hath,withal,threof,などは、アメリカ文学と言ってもよいのだろうか。文学の定義等について、講義での解説があれば、注視していきたい。

あまり文学に不慣れな、義務教育程度の一般的な日本人の文学的な感覚では、アメリカ文学自体を論じることが困難であり、日本の文学作品が世界で一番歴史があり、優れているような錯覚を持っているのではないか。よって、歴史の短いアメリカ文学については、英語文字を介して、文学性を見出すのは、根拠のない優越性や無知もあり、ゼロベースで思考する必要があるのではないかと思っている。

以上




<メモ>

実際のところ文学とはまず第一に、自分自身と自分を取り巻く世界について自分の言葉で語る者と、その発見を受容し分かち合う者との出会いなのであり、その形式の果てしのない多様性と絶え間なく新たに生まれる主題は人間存在の条件そのものを物語っているのである。 審美的な志向性を持つ作品の集合という文学の定義はかなり近代になってからのものである。

【文学とは?】その定義や学問の特徴をわかりやすく解説!|リベラルアーツガイド (liberal-arts-guide.com)

こう言ってよければ、文学を定義できるのは、それが虚構的つまり「想像的」かどうかではなく、それ独特の方法で言語を使用しているかどうかなのだ。文学は、日常言語を変容させ、濃密にし、日常的発話からシステマティックに逸脱する。

「文学」とは小説だけではなく、日記、紀行文(旅行記)、詩、自伝など、言葉のみによってつむぎ出されたものの中で芸術的なもの


アメリカ文学( アメリカぶんがく 、. (. 英: American literature )とは、 アメリカ合衆国の文学、及びそれらの作品や作家を研究する学問のこと。米国文学 (べいこくぶんがく)、 米文学( べいぶんがく )とも言う。. また、 イギリス文学 と合わせて英米文学と呼ぶこともある。. 『 English literature 』の場合、 英国 や合衆国に限らず 英語 による各地域の文学を含むことがある。. しかし現代ではアメリカ人の特異な性格と作品の幅広さによって、イギリス文学とは別の系統と伝統が出来てきたと考えられることが多い。.

アメリカ文学とは - 検索 (bing.com)


アメリカ文学 - Wikipedia

https://en.wikipedia.org/wiki/William_Bradford_(governor)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?