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クソどうでもいい仕事の理論

邦題が「クソどうでもいい仕事の理論」という本の第1章そのものである。第1章の中で、Bullshit jobの定義について、「モノを5m移動するだけで、多くの無駄なことをしている軍事的官僚的手続きをしているThe German militaryの仕事」と「Spanish Civil Servant が6年間仕事をさぼってスピノザ研究していた公務員の事例」などを通じて、記載している。この資料は人類学者が記載した理論書である。理論書としては、最初に筆者が重要単語の定義に読者へ説明している。そのことで、後半で筆者の主張を説明する上で、読者が理解しやすいように構成されている。

 こちらに、くそどうでも良い仕事、軍事的官僚的手続きがまとめられている。クルト自身はくそどうでもよいと自覚しながら、くそどうでもよい仕事をしている点である。仮の定義くそどうでも良い仕事を本人が自覚しないで、し続けているということを作者は主張したい。マフィアの殺し屋の仕事を説明することで、Bullshitジョブの定義に磨きをかける方向性を示している。

 


以上

どうでもいい感想

 これを機に、この本の邦訳を、audiobookで聴いてみた。本課題が、きっかけを下さり、大変感謝をしている。私自身は、大学院を修了し2003年から官民問わず10組織以上で仕事をしているが、結局は、くそどうでもよい仕事をしてきており、また、その前に、くそどうでもよい学校義務教育から始まっている気がしているというか、自覚しながら、生きてきた。結局は、自分がどのように生きるかという本質を哲学するという行為をしているにすぎないと思っている。


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