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第2回「教育政策/制度を考える視座」 振り返りシート

第2回「教育政策/制度を考える視座」 振り返りシート

 

◎今回の授業を振り返って、以下の(1)と(2)にそれぞれ記入して下さい((3)への記入は任意です)。※スペースは適宜広げていただいて構いません。

 

(1)授業の内容や特にポイントと感じた点などについて、ご自身の言葉で簡単にまとめてください(分量の目安:200〜300字。)

 教育政策/制度を考えるための共通認識や関連知識の習得が今回の授業のポイントであると認識した。例えば、アメリカの教育政策を今後学ぶことになるが、Educationとinstructionの違いなどの定義については、日本語の”教育”という比較的抽象度の単語のイメージが細分化されたものであるものの、日米の教育に対するスタンス・文化・歴史の違いについて理解することのヒントになるのではないかと思慮している。オーストラリアで教師をした経験のある方から伺った話であるが、サーフィンの授業では、Educationという意識で構成されており、サーフィンの技術をInstructするだけではなく、環境教育なども含めた視座が授業に仕組まれていると伺った。

 

(2)授業を踏まえて感じたことや考えたこと、疑問に思ったこと、感想などを記入して下さい。(分量の目安:自由)

 この大学の授業において、ある特命准教授が評価者の科目を5科目履修したが、特に成績が低く評価された(D,D,D,F,F)経験がある。この授業を通じて、その大学教員による成績評価するという権力の行使や恣意的な評価などがどのようにされるようになるのか、それがどの程度許容されるのかということを理解する上で、教育政策や制度の一般論に関する知識を得ることで、また違った観点から自己を客観視し、評価者の能力や、大学運営側の問題点などへの気づきが得られることを期待しながら授業を履修している。

 

【参考】(以下ChatGPTによるフィードバック)

 ※特命准教授が評価者の科目を履修し、成績が低く評価された経験は、教育政策や制度について考える良い機会です。以下に、この状況に関する幾つかの観点から考えを整理しましょう。

 

教育政策と制度の一般論:

この経験は、大学の成績評価システムに対する疑問を引き起こすものです。教育政策と制度は、評価者の主観的な判断に影響を受けることなく、公平かつ客観的な評価を保証する必要があります。

恣意的な評価への懸念:

特命准教授の評価が低かったことから、恣意的な評価の可能性が浮かび上がります。教員の評価が透明性と公平性に欠ける場合、学生たちは信頼を失う可能性があります。

自己評価と客観的な視点:

この経験を通じて、自己評価と客観的な視点の重要性を認識できます。学生が自分の評価に疑問を持つことは成長と学びの機会となります。

大学運営側の問題:

大学運営側も評価システムの透明性と公平性を確保する責任があります。学生の評価が低い場合、その理由を明確に説明し、改善策を提供する必要があります。

この状況を改善するために、以下の提案が考えられます:

評価プロセスの透明性向上:大学は評価プロセスをより透明にし、教員の評価が客観的かつ公平であることを確保するためのガイドラインを導入することができます。

学生へのフィードバック強化:評価が低かった場合、学生に対して評価の理由と改善策を提供し、学習のサポートを提供することが大切です。

 

教育政策の見直し:教育政策を見直し、恣意的な評価を防ぐためのメカニズムを強化することが必要かもしれません。

 

要するに、この経験を通じて、教育の公平性と評価プロセスの重要性について考える機会として捉え、改善のための提案を提供することが大切です。

 

要点:

特命准教授の評価経験から、教育政策と制度についての疑問が浮かび上がる。

恣意的な評価への懸念があり、透明性と公平性が必要。

自己評価と客観的な視点の重要性を認識する機会として捉える。

大学運営側も評価プロセスの透明性とフィードバックを強化する責任がある。

評価プロセスの透明性向上、学生へのフィードバック強化、教育政策の見直しなど、改善策を検討する必要がある。

 

(3)授業の内容に関しての質問、追加の説明や補足をして欲しいことがあれば記入して下さい(記入は任意)。

・例えば日本の小学校低学年において、社会正義などを道徳教育として教えることがあるが、知能指数の異なる集団に対して、哲学的要素を含む道徳への理解度を正当に評価できるのかどうか、道徳力という評価軸があるとすればそれを一教師が評価していいものかどうかを問いたい。

【参考】

小学校低学年において、知能指数の異なる集団に対して哲学的要素を含む道徳教育を行い、道徳力を評価することは、いくつかの考慮事項を伴う複雑な課題です。以下に、この問題に関連する要点をまとめてみましょう。

1.     評価の公平性:

·       道徳力を評価する際、知能指数の異なる生徒に対して公平な評価基準を確立することが重要です。評価が公平でない場合、生徒間で不平等感が生じ、教育の質や効果が低下する可能性があります。

2.     評価軸の明確化:

·       道徳力を評価するための明確な基準や評価軸を定義することが必要です。これには、具体的な評価項目やスケールを設定し、生徒の発達段階に合わせた評価方法を検討することが含まれます。

3.     教育目標の明示:

·       道徳教育における評価は、教育目標と整合性がある必要があります。教師は、道徳的価値観や理解を伝える目的を明確にし、評価に反映させる必要があります。

4.     多様な学習スタイルへの対応:

·       知能指数が異なる生徒に対して、異なる学習スタイルやアプローチを提供することが効果的です。道徳教育においても、ビジュアル、対話、体験などさまざまな方法を組み合わせて教えることができます。

5.     教師の役割:

·       教師は生徒の進歩をモニタリングし、適切なフィードバックを提供する役割があります。ただし、道徳力を評価する場合、主観的なバイアスに注意することが重要です。

6.     保護者とのコミュニケーション:

·       生徒の評価に関して、保護者と透明かつオープンなコミュニケーションを確保することが大切です。保護者と連携し、評価基準や評価方法について説明することが信頼構築に役立ちます。

要点をまとめると、知能指数の異なる集団に対して哲学的要素を含む道徳教育を行い、道徳力を評価することは可能ですが、公平性、評価基準の明確化、教育目標の整合性、多様な学習スタイルへの対応、教師の役割、保護者とのコミュニケーションなど多くの要因を考慮する必要があります。また、主観的なバイアスを排除し、公正な評価を行うための取り組みが必要です。

 

・例えば、義務教育ではイデオロギーの中で〇〇主義(資本、社会、共産など)を生徒にInstructするような教育はNGであるようなルールがあるようであるが、資本主義が良くて、社会主義や共産主義が全くダメな根拠がわかるような、また、分析したような論文があれば共有していただけないでしょうか。

【参考】

教育におけるイデオロギーの影響やバイアスについての研究は多く存在しますが、イデオロジーに関する主張や評価が一般的に受け入れられているわけではありません。教育におけるイデオロギーの影響に関する論文や研究は、様々な立場や意見が存在するため、一概に「資本主義が良くて、社会主義や共産主義が全くダメ」といった結論に至るものはありません。

ただし、教育におけるイデオロギーの影響に関する議論や研究を理解する上で、以下の観点に注意することが重要です:

1.     教育の中立性:

·       多くの国々では、教育制度は政治的・宗教的なバイアスから解放され、中立性を保つことが求められています。これは、特定のイデオロギーを推進することなく、学生に多様な視点を提供するためです。

2.     教育内容のバランス:

·       教育カリキュラムは、異なるイデオロギーについてバランスを取り、多様な意見や視点を反映するように設計されるべきです。これにより、学生は幅広い知識と思考力を養うことができます。

3.     教育の目的:

·       教育の目的は、単に特定のイデオロギーを受け入れさせることではなく、批判的思考や問題解決能力を育てることも含まれます。学生は異なるイデオロギーを理解し、独自の判断を下す能力を養うべきです。

4.     教育における論争:

·       イデオロギーに関する教育については、常に論争が存在します。異なる専門家や研究者が異なる立場を取り、議論しています。そのため、一つの正解があるわけではありません。

資本主義、社会主義、共産主義などのイデオロギーに関する教育についての論文や研究を探す場合、学術データベースや大学の図書館のリソースを活用することが役立ちます。ただし、特定のイデオロギーを肯定的または否定的に評価する研究は、その主題の複雑さと多様性を考慮する必要があります。

要点:

·       教育におけるイデオロギーの影響に関する研究や論文は存在するが、結論は多様である。

·       教育の中立性と多様性が重要であり、バランスの取れた教育内容が求められる。

·       教育の目的は批判的思考や問題解決能力を育むことも含む。

·       イデオロギーに関する教育については常に論争が存在し、異なる立場が存在する。

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 教育政策と教育制度に関する授業で、異なる国々のアプローチや文化的な違いを理解することは非常に重要です。アメリカと日本の教育におけるスタンス、文化、歴史の違いを理解することは、教育政策の背後にある価値観や目標を把握するための有益なヒントとなります。

教育とinstructionの違いに触れますと、これはアメリカの教育文化におけるアプローチの一例です。アメリカでは、教育がInstruction(指導、教授)だけでなく、Education(教育、学び)として捉えられることがあります。これは、単に知識を伝えるだけでなく、学生の全体的な発展や社会的・環境的な意識も育むことを目指していることを示しています。

サーフィンの授業における例も興味深いものです。これは環境教育の一例であり、単なる技術の伝達にとどまらず、環境への配慮や持続可能な実践に焦点を当てています。このようなアプローチは、生徒たちに単なるスキルだけでなく、環境への責任感や社会的な価値観を育むのに役立ちます。

このような国ごとのアプローチの理解は、教育政策や実践を評価し、改善するための洞察を提供します。また、異なる文化や歴史に触れることで、教育がどのように地域に適応し、学生の発展を促進するのかを理解するのに役立つでしょう。

要点:

  • アメリカと日本の教育におけるスタンス、文化、歴史の違いを理解することは教育政策の背後にある価値観や目標を理解するのに役立つ。

  • 教育とinstructionの違いは、アメリカの教育文化におけるアプローチを示すもので、教育は知識の伝達だけでなく、学生の全体的な発展も含む。

  • 環境教育など、多様なアプローチは学生の発展と社会的な意識を育むのに役立つ。


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