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ミャンマー笑いのツボ 感想 2022/10/28

ミャンマー笑いのツボ 感想 2022/10/28


 このようなセミナー情報をくださり大変感謝しています。率直に知的好奇心が広がり、面白かったです。

 ちょうど2年前くらいに、ミャンマーでODAがらみで橋梁建設のプロジェクトに橋梁技術者として参加するきっかけがありましが、報酬等の条件を鑑みて見送ったところでした。その矢先に、ミャンマーでクーデターがあり、びっくりしたところでした。また、私の研究室の同僚が、同じく2年前の年末にミャンマーでODAがらみで橋梁建設で赴任したところでしたが、クーデターをもって、一時帰国されました。
 わたしとミャンマーとの関りはこの程度で、タイ北部のラオス・ミャンマーの国境地帯のメーサイというタイの街に行ったことがあるくらいです。
 タイによく行くのですが、ミャンマー人はタイで出稼ぎにきているようで、バンコクの公園で、週末にミャンマー人のコミュニティーがあるらしく、タイ人にとっては、ミャンマー人は少し見下しているようなステレオタイプやバイオスが一般的にはあるようです。
 ミャンマーの笑いのツボは、社会主義国の情勢の中、日本でいえば江戸時代の元禄文化に通ずるような印象を受けています。また、ロシアのアネクドートのような印象もうけるところがあります。
 なぜなら、抑圧された環境で、社会風刺や冷やかさをもった笑いに共通するものがあるような気がします。

どちらかといえば、資本主義国より社会主義国に興味があり、ひょんなことからワルシャワで駐在も経験しました。
多くの文化を知るには、〇〇主義などそういったものにとらわれることなく、ありのままを見る姿勢も大切なのでは
ないかと思ったところです。
 
 日本は島国ですが、ミャンマーはチベット系の民族やビルマ民族がパガン王朝を建設して以来、主として英国により搾取されたような歴史をたどっていることから、一般人民にとっては、上に逆らえない、逆らったら首を切られるような恐怖政策の中で独自の抑圧された文化があったということと認識している。

 そんな中、笑いのツボは、ツボというようなものではなく、心から笑うことを禁じられたような部分が強調されているように認識した。本当の笑いとはどういうものなのか、もしかしたら、日本人も笑っていないのかもしれない。本当の笑いを知らないのかもしれない。


https://2021wart.org/callforworks_3rd/

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