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1,114,670円生活 [持続化給付金入った]

朝10時起床。Hahaha Designから頼まれているとあるニュースメディアのサイトのリニューアルデザインをやる。


持続化給付金入る

メールチェックをすると、銀行口座への入金のお知らせが来ていたので口座を確認してみると先日申請した、中小企業や個人事業主への支援策である"持続化給付金"が満額100万円入っていた。

7月2日に申請したので、丁度1週間で振り込まれた形だ。

確定申告時の際に、去年のレシートなど残っておらず、店の仕入れなどの支出の申告が少なめになってしまったたため、納税額が少し余分に払う事になったものの、東京出発前にしぶしぶ年貢を納めたばかりだった。
さらにそれとは別で市民税の追加支払いの通知まで来ていたので、なんだかんだこの100万の内の1〜2割ほどは税金で消えてしまいそうだ。

それと、この機会に激烈低速化してしまっているノートパソコンの買い替えや、お店やデザインのための機材を色々買い揃えようと考え、とりあえずは、手描きデザインをする上ですごく活躍しそうなのでiPad Proを注文した。
専用のキーボードやペンなんかも買うと20万円弱があっという間に消えた。

他の機材も揃えていくと考えると、なんだかんだあっという間にこのお金もなくなってしまいそうではある。


ジョーカー鑑賞

それと昨日は家にこもってずっとデザインの仕事をしていた。
ある程度、作業が落ち着いて夜も更けてきた頃にヤカモちゃんがポテトサラダを作ってくれたのだが、今まで食べた中で最も美味しかった。これは売れそう。


そして、お酒を呑みながら、ジョーカーという映画を観た。

個人的な感想としては「分かりやすいが故に難しい。」という印象だった。
ジョーカーの精神描写は非常に丁寧で、理解するには全く難しくないものの、ゴッサムシティの人々の行動やメディア報道が短絡的にも思えた。
でも、僕が思ってるほど人間って知的な生き物ではないのだとしたら、そのような雑な捉え方でも正解なのだろうが、ジョーカーの描き方が上手いからこそ、彼の行動に共鳴する人々の心の動きが雑に見えるのはモヤっとした。


盗めるアート展

そして、今朝起きると"盗めるアート展"という、「展示作品を盗んでも許される」というコンセプトの展示会についてのニュース記事を目にした。

この記事によると、なんと開催直前に会場に大勢の人々がなだれ込み、一瞬にして全作品が盗まれ、展示の開催時間には何一つ残っていなかったというもの。

非常にユニークなコンセプトだったので、開催前に全て盗まれるという状況は残念という気持ちもあるが、アートによる問題提起としては完璧とも言える。

人間は倫理や正義、思考など、そういったものを自分以外の誰かに預けてしまえば、タガが外れて、物も盗むし壊すし、人だって簡単に殺せてしまいそうだと思えた。
この展示会で盗まれたのはアート作品ではなく会場に雪崩れ込んで物を盗んでいった人たちの"節度"や"知性"なのかもしれない。

ジョーカーを鑑賞した際に感じた、民衆の道徳性や論理性に関する部分でモヤモヤしていたものが、この現実のニュース記事を読んで、スッと納得するに至った。


ちなみに、この盗めるアート展、また次があるのだとしたら、今度は盗む側の知力や工夫も観たいので、もの凄い重たい作品や、めちゃくちゃデカい作品の展示をして欲しい。


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