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月収60,400円生活 [種を撒いてもすぐには実はつかない]

僕はパジャマなど持っておらず、いつも普段着のまま寝る。
特にこだわりがあってそうしてるわけではなく、どのような格好で寝ようと眠りの質にさほど変化を感じていないからなのだと思う。
なので、基本的には朝起きて布団から出さえすれば一瞬で外出も可能である。

ただ、布団から出るまでが「もう少し寝たい。でもそろそろ起きなきゃ。いや、でも寝ても良いんじゃないか?」みたいな葛藤を抱きながら、右と左の片目ずつ交互に起きたり眠たりさせながら毎朝1時間ほどは怠惰な時間を過ごす。
それは今日とて例外ではない。


14時起床。そのまますぐに市役所なり商工会議所なり向かえば、その後は一日何をやらなくたって全てが許されそうな充足感に満たされる事は分かっているはずなのに、当たり前のように布団の上で1時間が経過してしまっていた。明日は早起きしたいと考えているが、市役所関係が15時で閉庁が続く限り、僕の世界線に市役所に辿り着く可能性は訪れないとも諦めかけている。

誰か暇な人は昼間に僕に電話でもかけてきて欲しい。

野菜鑑賞

結局ダラダラとネオポゴタウンに向かう。
謎のゲリラたちに植えられた道路沿いの野菜が気になって外でぼうっとしていた。

パークアベニューの駐車スペースにあるゴーヤーの苗から小さなツタが伸びていた。
必死に隣にある看板の足に絡み付こうという意思を感じる。ひたむきさを感じてとても可愛い。少しずつ少しずつ成長していくのを見てるだけで、実をつけるまでもこんなに楽しめるものだとは。


優しい近所

ネオポゴタウンに着くとマリとナルトくんが2人でカタンをやろうとしていた。ぼくも混ざった。負けた。

それぞれが作業をし始めたとき、マリの元に中央マートのナカホド社長から電話があった。
「弁当、たくさん余ったからもらって良いよ」との事だった。以前から中央マートはそんな感じで売れ残った弁当をくれることが多い。とても優しくて嬉しい。


未来決済はタダとは少し違う

弁当を食べ終わると店の改装準備と、ZINEの発送準備をした。

ZINEは昨日から「未来決済」という購入方法を取り入れることにした。
(詳細は上記のリンクから読んで欲しい)

ダウンロード版の購入者も未来決済の購入者もいてくれて、なんだかすごく安心した。
ただ、未来決済の購入者で申し訳なさそうなメッセージを残してくれる人もいたが、全く謝る必要も、申し訳なく思う必要もない。だって、あなたは後払いで買っただけなのだ。

だから、今は次の誰かに回していく事を意識さえしておくだけで良い。5年後でも10年後でもいつかタイミングが来た時に、お金以外での形でも良いから次の誰かにお返ししてくれたらいいという支払い方法でしかない。

なんとなく、次の人を経由していきながらいつか自分が困ったときに助けてくれる人が現れるかもしれない。という、そんな不確かなものを担保にしたシステムなのだし、誰かと比較して「自分はまだマシな境遇だから」と注文を踏みとどまることはない。

お金の価値も、生活の大変さも人それぞれなのだから、ただ給料が少ないだけの人でも、働きたくないだけのニートであろうと、どうか恥じらう事なく注文して欲しい。
僕らは注文が入るたびに「やったー!!!」と喜んでいる。

僕らが撒いたタネに誰かが水をやって芽を咲かせたと考えたら野菜が育つのを楽しむのと似てるのかもしれない。


総評

あと、そういえば、荷物の発送作業は微々たるもので、今日はそれ以外本当になんにもやってない。明日こそ誰かに褒められるようながんばりを見せたい!早起き!早起きを!!

サポートしてくれたお金は僕のおやつ代に充てられます。おやつ代が貯まるとやる気がみなぎるかもしれません。