Tinderのようにレシピを見つける『deliciously.cooking』
マッチングアプリで出会って付き合っている人が身の回りでも増えている感覚あります。
「出会い系」から「マッチング」へと言葉が変わったことは、恋愛目的の出会いを促進するサービスの間口が大きく広がった要素な気がしています。
そしてTinderに代表される左右スワイプでアリかナシかを直感的に判断させるUIも、マッチングアプリが成長した要素の一つだと思っています。
量質転換と言うように、良い成果を残すにはまずは量をこなしていくことが大事だと考えると、いかにマッチング量にこだわるか。そう考えると、一人一人プロフィールを読み込んで選ぶよりも、直感的な第一印象に振り切ったのはうまくハマったんだと分析しています。
そんなTinderのようなUIはたくさん真似されていますが、料理レシピのマッチングでも導入されていました。
『deliciously.cooking』では、レシピを左右スワイプで見つけられるサービスです。
一人暮らしをしていると自炊の機会も増えましたが、今日何を作るかあまり思いつかないことも多いなと感じています。
そういうときほど、たくさんの写真をランダムにみて直感的に選ぶのはとてもフィット感ありそうです。
(これを右スワイプすると...。)
(クレソンスープのレシピが表示されました!)
とくにTinderなどのマッチングアプリと違うのは、選んだ相手の意思が関係ないこと。マッチングアプリであれば、自分が選んだとしても相手から気に入られないとマッチングには至らないですが、このサービスであれば選ぶ相手はレシピなので自分が選んだものを確実に食べられます。
偶発性の中にある主体性という観点で抽象化してみると、より自分が選んだレシピに対して愛着が湧くので結果的に納得感のある夕食になるのではないでしょうか。
どうやら個人で作っているサービスのようで、レシピの量や装飾的なデザインも成長の余地がありそうです。
結果的に選んだ料理が美味しければ素晴らしい体験が実現されますね。
追記1:ちなみに先日紹介した料理レシピを動画を中心に見られるUSのサービスです
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