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家族介護でのコラボレーション『YooToo』

介護に関するサービス紹介です。

以前紹介したサービスは、認知症になった近親者を持った人への、ナレッジシェアやコミュニティを提供していました。

今回紹介するのは、おじいちゃんおばあちゃんの介護を家族間で協力するための、いわばチームコラボレーションツール『YooToo』です。

まず、介護に携わる家族や親族、友人が一つのチームとなります。各々がいつ要介護となったおじいちゃんおばあちゃんを訪れるのかのスケジュールを調整や、体調・精神面の現状を共有など、介護をチームとして関与していくためのハブになるツールと言えるでしょう。

ぼくのおばあちゃんも体調が優れているとは言えないのですが、状況のやり取りはLINEだったり実家に戻ったときに口頭で知ったりと、あまり情報を知れてないのが実情です。

ツールがあることで、情報のインプットとスケジューリングの仕組みが入ることになるので、より積極的な関与を家族に提供することになるんじゃないかと想像しています。

サービス提供元の住所を見るとスコットランドにありました。UKの高齢化率は17〜8%とグローバルで見ても上位に位置しています(ちなみに日本は27%でぶっちぎりの一位)。21%を超えると超高齢社会といわれる水準になるので、国としても課題感は高まっているのかもしれません。

サービスの価格は月額10ポンド、日本円にして約1,400円ほど。

日本においてはB2C領域でのコラボレーションを促進するサービスって介護領域限らずあまりイメージはないので、文化文脈を選ぶサービスなのかもしれません。

とはいえ、家族内の連携を介護という大事なことのために促進するのはとても意味があると思います。今後日本語化されるなり、同じ思想のサービスが日本でも出たら面白そうです。




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