認知症介護のオンラインコミュニティ『June Care』
『百花』という本が今年出版されました。著者は映画プロデューサーとして『君の名は。』『悪人』『電車男』など数々のヒット作を手掛けた川村元気さん。これまで、命、お金、恋など、人間の根源的な要素をテーマにして本を書いている川村さんですが、『百花』では記憶がテーマになっています。
結婚して妊娠している妻と一緒に住んでいる主人公の泉。遠方に住む母親が認知症だとわかってから、消えゆく記憶の中で母親と向き合う様が描かれています。本の構成も面白く、時間軸を行ったりきたりするため、まるで記