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不惑を過ぎてから本気でビートマニア復活した十段が皆伝に合格するまで


1.はじめに

2023年9月21日 30作目のRESIDENTで念願の皆伝に初めて合格することが出来ました。
自分がこれまでやってきたことなど、先人からもらった知恵も含めて振り返りながら書いていこうと思います。

同じように皆伝を目指す方々がこの自分語りを読んで、何か一つでも参考になることがあれば大変嬉しく思います。

感動の瞬間

2.著者自身について

※対策だけ見たい方は「5.皆伝取得に必要なものと対策」までスキップ!

音ゲー遍歴
・もともとポップン勢で4・アニメロ2号あたりから音ゲーを嗜み始める
・ほかに頑張ってた音ゲーたち
 ポップン Lv49下位ぐらいまでクリア
 ドラマニ XG以前 柿ネが限界
 オンゲキ レート虹にはなんとか到達
・IIDXは6ぐらいから触り始める。
 EMPRESSで十段取得、tricoroぐらいまでやり込むが皆伝の卑弥呼で死ぬ
 SPADA以降はちょくちょく触れる程度で半休止状態
 BISTROVERで突然火がついてやり込み再開、今に至る

3.ビートマニアのプレイスタイル

・1P側1048式+35半固定
 →べちゃ押しは練習中だが実践レベルに至っていない
・リフト100シャッター380、緑数字276
・チャージ大好き、皿曲皿複合ともに苦手
・13トリルや皿13同時押しが大の苦手なので、初クリア狙いなどは乱で崩すことが多い

4.皆伝挑戦の記録

CastHour
 22年01月 EMERALDASで瀕死(14%)、灼熱耐えて卑弥呼ラストで死亡
 22年02月 灼熱で死亡
 
22年03月 MENDESハードクリア(バドマニ、クエルはハード済)
       でも灼熱で死亡
 
22年07月 卑弥呼ラストで死亡
 22年08月 卑弥呼ラストで死亡
 22年09月 卑弥呼ラストで死亡
 22年10月 卑弥呼ラストで死亡
RESIDENT
 22年12月 蠍火ハードで実質地力A埋め完了。初ハード地力S(焔獄)
 
23年01月 生まれて初めて卑弥呼突破。冥ブインブインで死亡
 22年02月 卑弥呼ラストで死亡
 23年03月 冥加速で死亡
 22年04月 卑弥呼ラストで死亡
 22年05月 卑弥呼ラストで死亡
 23年06月 冥加速で死亡
 23年07月 冥加速で死亡

前2曲は合格時よりも上手い

 23年09月04日 エメ灼熱が過去一上手くてフラグを感じる
  →80%開始の卑弥呼で死亡
 23年09月21日 皆伝合格!!

合格時点でもラスト抜けられるかは運の卑弥呼
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低速までに100%近くには回復したい冥
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5.皆伝取得に必要なものと対策

  1. 地力

  2. 皿力

  3. 低速力

  4. メンタル

地力

ここでは、対策とか以前の問題で譜面を見て押す力と定義します。
超絶難化したRESIDENT中伝を突破した猛者なら、たぶんもう一息です。
そのままEMERALDASに挑んでもゲージが残る、という方も多いのでは。
卑弥呼終盤を耐えるだけの実力があると安心かなと。

それって結局どのぐらいあればいいの?という基準は人それぞれなので
昔よく言われていた三闘神(ダサw)ハードとか気にする暇があったら、
一度受けてみましょう。100円払えばタダで皆伝が受験できます。その方がよっぽど自分の感覚で地力不足度合いを感じれると思います。

【練習】
今は☆12も500曲を越えていて、愚直にクリアを積み重ねていくだけでも十分な練習量になります。ハード狙い途中落ちは自分もよくやってましたが、ランプにこだわるよりはノマゲイージー狙いで完走する方が気持ち的にも練習の充実度的にもよかったような気がするな、と今となっては思います。

皿力

皿はもともと苦手でしたが、皆伝の灼熱単体で落ちた時に本気でやばいと思って対策を始めました。灼熱でゲージキープ、もしくは少し回復できるぐらいになれば十分です。

【練習】
皿で特に苦手だと思ってたポイントは
・連皿中に1、2鍵を左手で押すと連皿のリズムが崩壊する
・皿と鍵盤の両方が難しくなると、難しい方にリズムが引っ張られて崩壊する

1つ目は極論を言えば鍵盤を左手で押さなければいいので、右手での鍵盤フォロー(=右片手)を鍛えました。最初は連皿中の単発とか、普通に左手で取れる鍵盤もあえて右側で取ったりして練習してました。

2つ目もまだまだ道半ばですが、皿と鍵盤で別々の複雑な動きをする時に脳が処理できていないのが問題だと捉え、皿の処理に脳のリソースを出来るだけ割かないような対策をとることにしました。
具体的には、「皿のリズムはだいたい覚えて何となく回す」→「意識は9割鍵盤に集中」。これで段位の灼熱で落ちることはなくなりました。段位ゲージならこれぐらいあやふやでも十分です。

この2点を☆10あたりから実践していって、副次的な効果として皆伝合格までにSの皿曲ハードもちょろちょろ付き始めるようになってきました。

低速力

低速はもともと嫌いではなかったですが、初めて卑弥呼を突破して冥に挑んだときに、思ってた以上に低速地帯と戦えなかったので改めて強化することを決心しました。エメや卑弥呼中盤はギアチェンせずともそれなりに押せるぐらいは低速耐性が欲しいですね。

【練習】
まず自身の低速耐性を上げるには、目線固定。

ソフランしない曲でBPM半分の時に目線固定する場所をまず把握する。フローティングならそのままシャッターを下げて表示幅を半分にすればだいたいその位置が目線固定したい場所。そのまま1曲通してプレイして目線固定している感覚を覚える
→シャッターなしで目線固定して1曲通して押す練習、まずは八分主体の曲から。
→ソフラン曲で通常通り始めて、低速で目線を移動する練習。

era両方、POSSESSION、Lethal Weaponあたりを乱でやり込むといい練習になります。EMERALDASの乱も地力上げしつつ低速目線移動練習もついてに出来てオススメです。TITAN†とか楽しくなってきます。

どうしても低速が無理な場合は、↑の練習を十分にした上で、冥だけ白数字をあげて(=シャッターを上げて)挑みましょう。フローティングでシャッターを上げると結果的にハイスピが上がるため、低速の見易さが格段によくなります。その分通常部分もハイスピが早いので、その状態で冥の譜面を押せるようにランダムで良いので慣れておくと良いです。

メンタル

皆伝初合格を狙う時は、当たり前ですが緊張します。緊張にどの程度強いか、どのように向き合えるかで対策も変わってきます。

自分は大変メンタルが弱いです。どのぐらい弱いかというと

「今日は皆伝を受けよう」と先に決めてしまうと、ゲーセンへの移動中から既に緊張してるし、挑戦中にいつものペースよりゲージが少ないと「もう駄目だ」とプレイに力がなくなり、ゲージが多いと「こんなに貯金あったらミスれない」といつものパフォーマンスが出なくなるという感じで、インプットされる情報を受け取った先の行動全てがマイナス側に振れるナメクジメンタルな訳です。

なので、
皆伝は予め決めた日程ではなく、月1回気が向いたら受けるようにしました。
ちょうど皆伝とは別の話題でゲージ非表示のアドバイスをもらったこともあり、皆伝もそうすることにしました。ハード狙いも皆伝もゲージがゼロになったら終わりなので、ずっと見ちゃうんですよね。それでピンチをパワーに変えられる人ならともかく、自分は前述の通りマイナスにしかならないので、結果的に非表示がベストでした。

6.おわりに

あれもこれも書くと収拾つかなくなりそうなので、出来るだけ大枠の要素にわけて、推敲もなしに書きなぐってみました。
例えば難所とよく言われる卑弥呼の縦連地帯の対策とか書いてないですが、5で書いたところ以外のパートは個別に練習はしてなくて、地力で耐える方針にしていたので、初合格者全体から見ると少し地力過多寄りになってきてた時期だとは思います。

聞いてみたいポイントとかあれば、是非教えて下さい!ブラッシュアップしたいと思います(*^^*)

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