【全一の酵素シロップ】あると良い道具⑥松の酵素を作るとき
松の取り扱い方
松を切ったり、松ぼっくりを採取すると、松脂がついてくる
松を切ると、じわっと樹液が出てきます。これが松脂(まつやに)。粘り気があり、ぺたぺたとくっつきます。水溶性ではないため普通の石鹸と流水で洗ってもなかなか落ちません。採取の時は気をつけて。採取したものは、切り口をしっかりと新聞紙で包み、さらにビニール袋で包んで持ち帰ると良いでしょう。
採取する時に用意しておくといい道具
軍手や園芸用グローブの下にはめておくといいです。コットンの軍手は松脂が染み込んで、指先がぺたぺたになるため、下にビニール手袋でガード。ハンドクリームを塗って嵌めたら、採取しながら保湿もできてしまうかも〜?
というわけで、ここから少しハンドケアのお話をします。
内なる善き精霊を招き、邪を祓う最良の魔法、それは保湿。
植物採取は屋外で行うので、手荒れとセットな面があります。素手で植物に触れることは多いですが、肌が乾燥していると擦り傷を作りやすいので作業の前後にしっかり保湿とクリームやオイルでのハンドケアをおすすめします。以下、個人的に好きな商品のご紹介。
Aesopアンドラムアロマティックハンドバーム
最高ハンドクリーム。大好き。「Aesopのオレンジ」というと、みんなが「ああ」と納得する素晴らしい香り。ハンドバームですが、ぼんのくぼとかにも塗ります。いい匂いで頭がリフレッシュしますね。
LUSH檸檬の指先/Lemony Flutter
ネイルクリームです。指の節に塗るとシワが薄くなるそう。少し香りがきついので好みが分かれます。レモンと一緒に指先をしっとり潤す植物由来のバターがたっぷり入っています。そのため乾くのに時間がかかるので、使うシチュエーションを選びますが、ビニール手袋の下でしっかり保湿ガードの時には頼れる味方になりそう。LUSH、動物実験を行わないクルエルティフリーなとこも好き。
みんな大好きユースキン
優しい価格、可愛いパッケージ、頼れる実力。使い心地もサラサラしてデイリーに使いやすいハンドクリームです。
普段は自作のセルフケアアイテム
普段は自分が作ったよもぎや松のオイルやジェル、バームを使っています。酵素をベースにしたこれも自作のスクラブも使ってるよ。市販のハンドクリームは、わたしにとって、たまに買う美味しいケーキ屋さんのお菓子とおなじ、非日常の喜びがあります。選ぶのも楽しいし、良心的な商品が世の中にたくさんあることを知れて、うれしい。
ティーウォーマーは、今ならこれを買うかな〜。
ここから、松の取り扱い時にあったほうがいいアイテム紹介に戻ります。
松脂を落とす方法
アルカリで中和する
米ぬか石鹸
パウダータイプの米ぬか石鹸。食器洗いや洗濯、シャンプーにも使えます。
アルコールで落とす
松脂やアルコールに溶けるので、ウォッカで洗ってもさっぱりします。
ご紹介しているのはミニ瓶ですが、750mlを買って、中に松の枝を漬け込むと松のティンクチャも作ることが出来ます。ルームスプレーや、消毒用のスプレー代わりに使うと、松の香りで森林浴気分。
アルコールで落ちるということは、アルコールジェルでも落ちるということ。お気に入りのジェルでも落ちますよ。ゼラニウムの香りで爽やかです。ウッディで落ち着くものもあるので、お近くの直営店で試してみるといいかも。べたつかず、コンパクトで携帯用としても大活躍です。
大好き、サンタマリアノヴェッラ。保湿効果のあるグリセリン入りで、自然なレモンの香り。使った後に、手をくんくんしている。ハンドクリームのシリーズに、アーモンドと、レモンがあり、重ねてつけると「イタリアのレモンタルトの香りがする」と感動します。
アルカリ性のもので中和する
梅酢、レモンスライス、梅干しに入っている赤シソなどなど。
酵素を作るときも、松脂がつく
中和する材料と組み合わせる
松や、松ぼっくりだけで作っても、素晴らしく清涼感のある酵素ができます。ただし瓶がぺたぺたするので、松脂を分解する作用のある柑橘類と合わせて作るのがおすすめ。10年くらい前は松だけで作る人が多かったけど、2020年頃から、柑橘類とあわせたレシピがネット上で主流になりました。どなたかが提唱されているのかな?みんなの集合知、善なるインターネット。
松葉健康法
大正時代の松の効能効果が書かれた本が復刊しました。わたしが狩猟の本を出した時に担当してくださったU田さんの奥様が編集されたそうで、ご縁を感じるうれしい一冊です。松を知るなら必読の書🌿
松葉ジュース
1/22に出たばかり。こちらも復刻版。素晴らしいねー
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