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ウイポ9 2022 系統確立プレイ#4


1980年

牧場に種牡馬が揃ってきて種付料収入で経営が安定し始めたので、施設建設を開始。国内ではこれまで後回しにしていた牧草や坂路といった育成系施設のレベルを上げていきます。海外牧場は受胎率向上が最優先なので種付けシーズンまではウォーキングマシンと獣医施設を作り、以降は厩舎と種牡馬施設に注力します。

クラブの資金がついに10億円を突破し、クラブ牧場が設置できるようになりました。確立の自由度がかなり上がるので設置を承諾。年末処理から利用できるようになります。

Private種牡馬施設を整備したため、Private化した馬を各国で種付けできるように。バックパサーをとにかく付けまくります。欧州はハビタット、米国はセクレタリアトも付けています。ハビタットは引退が85年なので今年が種付けのリミットです。

世界最強馬決定戦(WHC)がジャパンカップになり、エディット強化したハギノトップレディが勝利。3代続く勝負根性因子を自身の持つSP因子がぶった切るので、WHCに勝って因子枠を増やすと配合時に役立ちます。

繁殖入り後。本来はSP因子のみ

年末処理

フォルリ・サッチ・アレツの産駒をすべて引退。アレツ産駒のうち満額の2頭は欧州牧場へ送ります。クラブ牧場が開設されているため、種付料が高い種牡馬から順にクラブ牧場へ入れておきます。クラブの赤字が物凄いことになりますが、ゲーム進行には特段影響しません。

ダンディルートをPrivate化。リュティエ確立に必須ではないですが、80年の引退種牡馬は大物がいないので確保して損はありません。なお、このあたりからエタンが引退する可能性があるので、もし確立する予定があるのなら重賞を勝てる産駒を一頭確保しておいて種付料をある程度高く保ちましょう。開始時1歳のモンテオーカン75がおすすめです。

輸入種牡馬の購入はなし。大物はディクタスくらいでしょうか。本来はモガミも輸入されますが、このプレイではリファールを確実に欧州型にするため自己所有したので輸入されず。

80年の確立馬はホーンビームとヴェイグリーノーブルです。

ホーンビーム系

因子は一つだが超良血

ホーンビームが確立。日本5%、母系継承SP系。確立できるのは80年のみ。

このゲームにおいて最大級に確立が難しい馬のうちの一頭です。他の候補はスワップスやギャラントマン、バリモスあたりでしょうか。

確立の手順

インターメゾ産駒のグリーングラスとカールスバットをエディット強化。グリーングラス入手が必須になるため、DLCのTTG購入権セットを買います。カールスバットは初期2歳馬として選択しない限り入手できません。エディットでSP値を上げると入手できる馬のリストから外れるので、SP以外をエディットします。

グリーングラスとカールスバットを活躍させ、インターメゾにリーディングを取らせて種付料を引き上げるため、両馬とぶつかる可能性がある馬は全てエディットで弱体化させるかDLCで所有します。特にカールスバット世代の皐月賞馬ハードバージは非常に強いため、弱体化が必須です。

ホーンビームは80年に引退するため、初年度の4月に生まれる幼駒までしか確立に使えません(種付けから種牡馬入りして支配率に貢献できるようになるまでに最短で5年かかるが、ホーンビーム確立の猶予は4年)。ゲーム開始時の繁殖牝馬の種付け相手は固定されているので、インターメゾが種付けされている繁殖牝馬を可能な限り所有し、産み分けして牡馬を生産し種牡馬入りまで活躍させます。最低でも4頭の種牡馬入りが必要です。自牧場で生産すればSPキャップが外れるため、良い馬が出ることを祈りましょう。

このほか、初期1歳の架空馬タイニーピート75と4月に海外で生まれる架空馬ターフライト76(クロード産駒)が使えるので、こちらも種牡馬入りするまで活躍させます。タイニーピート75は他の幼駒より1歳年上ですが、引退を1年引っ張って他の幼駒と一緒に引退させると他の馬が乗馬になる可能性が高いため、3歳で引退させたほうが良いです。

ホーンビームは77年に引退するため、Private施設で回収します。なお、同年に後継種牡馬クロードも引退してしまい、通常は両方回収することはできません。このプレイでは採用していませんが、欧州にスペシャル種牡馬を大量に導入(9頭以上?)することでホーンビームが76年に引退し、クロードとの両取りが可能になるようです。

今回はこれでもまだ支配率が足りなかったので、欧州に20頭ほどいる父ホーンビーム・クロードの繁殖牝馬をすべて国内に移送。また78年までインターメゾ産駒を毎年10頭ほど生産しています(現役馬もほんの少しだけ支配率を上げてくれるため)。

支配率

何度も確立に失敗したので10回くらいはやり直している

種牡馬頭数10頭、種付料合計11,250万(ホーンビームは引退時600万、引退後2年経っているので400万として計算)。翌年にホーンビームが引退した時点で支配率は5.0%でした。

ホーンビームは世界2%での確立も可能で、そちらの方が簡単です(種付料の高い馬から順に欧州に送るだけ)。このプレイでは毎年2系統確立をしている関係で種牡馬移動枠をホーンビームに割けず、クロードとの両取りもできないため無理やり国内で確立しましたが、要求される種付料が非常に高いため相当な回数の試行が必要でした。もう二度とやりたくないです。

確立の影響

ほぼトニービンをSP系にするためだけの確立です。トニービンはST系が入らない場合母系継承で、確立すると無系化します(ゼダーンが確立して父系がSP系になっていても無視する)。本馬はトニービンの母父であり、SP系で確立することで、トニービンが確立時SP系になります。

本馬は母父として優秀であり、トロイやブレイクニーの母父になったことで母系を通じてストリートクライやキングカメハメハにも繋がっていますが、確立したことで大きな影響を与えるほどではありません。有力な後継がおらず、いずれ滅亡することになりますが、血統は非常に良いのでマイナー母系から繁殖牝馬を作っておくと役に立つかもしれません。

いずれにしても、本馬を確立するメリットはそれほど大きくないため、ゲーム最序盤のリソースすべてと莫大なプレイ時間を注ぎ込んで確立する価値があるのかはプレイヤー自身が深く検討する必要があるでしょう。

ヴェイグリーノーブル系

こちらもかなりの良血馬

ヴェイグリーノーブルが確立。世界2%(米国型)、父系継承ST系。最速で80年から確立できますが、所有できない史実馬の引退時期に左右されます。

確立の手順

リーガルアンドロイヤル・エンペリーをエディット強化。エクセラーの成長型を「ある」または「普通」にし、競争寿命切れによる早期引退を狙います(本来の「持続」だと80年末に引退するので80年の確立に使えない)。今回は「ある」にしていましたが、オートで進めると引退しないことがあったので「普通」にするとよいでしょう。

インカーマンもエディット強化したのですが、成長型「ある」では79年末に引退してくれませんでした。こちらも「普通」がよさそうです。

ゲイメセンは競走馬として登場せず、種牡馬として湧いてくる馬。84年の種牡馬リストからエディット可能です。本来の種付料は300万円程度ですが、全能力を最大まで強化すると900万程で登場します。

このほか、76年生まれの架空馬から2頭を種牡馬入りし、満額にできた方を欧州に移送しています。今回使ったのはガザラ76、ブラウンベリー76、レリフォルディ76です(ガザラ76は乗馬に)。インカーマンが79年末に種牡馬入りしてくれれば架空馬は1頭でいいかもしれません。

支配率

牝馬があまり多くないのでギリギリ

種牡馬頭数10頭、種付料合計9950万。翌年インカーマンが種牡馬入りした時点で世界2.1%だったので、余裕はほとんどありません。

ヴェイグリーノーブル系の有力牡馬はこのあと78年生まれのレムハイゴールド、80年のアリバイ、81年のロングミックで打ち止め。インカーマンは史実産駒がおらず、満額種牡馬入りしてもたった一年で引退してしまうことがあるので、その場合はレムハイゴールドの3歳引退に架空馬を1~2頭添えて82年に確立するのが最も低負荷だと思います。

確立の影響

上で述べたように有力牡馬が80年代前半までしかおらず、90年代以降は急速に衰退する系統です。現代で有力な馬の血統表にはあまり残っておらず(スマートファルコンに5×3のクロスがあるくらい?)、逆に言えば自牧場の繁殖牝馬作りに適しています。

親系統がハイペリオンのままでは配合に難があるので、オリオールの親化もあわせて狙いましょう。オリオール系の他の有力種牡馬はセントクレスピン(と後継のタイテエム)しかいません。序盤の国内にはセントクレスピン牝馬がそこそこ多く、スペシャルウィーク等の史実馬強化にも繋がるのでセットで確立するのがおすすめです。

オリオール×ネアルコという血統構成が優秀で、名牝ダリアをはじめ史実・架空問わず繁殖牝馬にも恵まれています。史実以上の活躍をさせるのはあまり難しくないでしょう。

暴力的なステータスと子出しで優秀な架空産駒を出せる

次回は81年です。


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