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ウイポ9 2022 系統確立プレイ#5


1981年

80年に引き続き牧場施設を建設。種付料とレースの収入で金策は必要なくなったため、不要になった観光施設は解体します。ただし功労馬繋養施設は花壇とのシナジー効果があるので残します。DLCを導入してもなお全施設を建てられない謎仕様はいつ改善されるのでしょうか……

クラブ牧場が初年度を迎えましたが、年末処理で高額種牡馬をクラブに移したため赤字が凄まじいことに。

マイナス55億円。事業破綻不可避

クラブの赤字が一億円以上ある場合、月初めにプレイヤーの資金から10億円が譲渡されます(ゲーム中では融資と言っていますが帰ってきません)。ウイポなので特に問題ありませんが、現実だと脱税か何かで逮捕されるんじゃないでしょうか。クラブ牧場の拡張資金はクラブからしか出せないので、しばらくは初期施設のみで頑張ることになります。

海外牧場の種牡馬施設を拡張し、ようやくLv3の種付けが可能になりましたが、獣医施設が足りていないためまだ不受胎が出ます。再来年くらいには全頭受胎するようになるはず。

種付けはバックパサーとセクレタリアト。ノーザンダンサーの支配率が伸び始めているので、飽和する前の種牡馬入りを狙ってヴァイスリージェントも少数付けています。

今年のWHCは凱旋門賞になり、マスターウィリーが勝利。米国からグローリアスソングを遠征させましたが、デバフを解除してなお精神Bが響き敗北しました。来年はBC開催になってくれることを祈ります。

年末処理

シンザン産駒すべてとタイテエム産駒の半分を引退、高額の2頭を欧州に。同年に一気に引退させすぎると乗馬送りが多発するため、2~3年に分けて引退させます(流行系統の場合はもっと長くかける必要があります)。

欧州で走らせていたファバージ産駒も引退させます。この時点ではまだ欧州にも種牡馬枠が残っているので、史実産駒がいない場合でも成績が良ければ種牡馬入り可能です。

種牡馬入りしたばかりのグレートタイタンをPrivate化。81年はフォルリとエフェルヴェシングの引退年ですが、どちらも回収する必要はなし。回収したい馬がいない年は、確立後速やかに引退してほしい高額種牡馬を回収するとよいでしょう。通常の種牡馬は引退年をコントロールできませんが、Private種牡馬は任意のタイミングで引退させられるので、確立した瞬間に引退させれば少しだけ種付料インフレを抑制できます。

Privateの中身は満額1500万。できるだけ早く引退させたい

輸入種牡馬の購入はなし。ニアークティック系を活用したいならノノアルコは買っておくといいかもしれません。

プリティポリー系が名牝系に昇格。牝系確立は時間をかければ比較的簡単ですが、名牝系になれるのは要求される牝馬数の関係で基本的に史実の大牝系のみです。名牝系になると因子獲得に必要なSP値が緩和されるので、昇格目前の表示が出たらできるだけ所属馬を勝たせましょう。

81年の確立馬はルファビュルーとフォルリです。

ルファビュルー系

父系も母系も因子がスカスカ

ルファビュルーが確立。世界2%(日本型)、スタミナ因子によるST系。一応79年から確立が狙えないこともないですが、81年が最も支配率が高くなるためこの年に確立するのが一番楽です。

確立の手順

73年生まれのエフェルヴェシングをエディット強化。所有できませんが、現役期間が長いので強めにエディットすれば満額で種牡馬入りしてくれます。通常は81年(稀に82年)に引退するため、確立が間に合わない場合はPrivateでの回収が必要です。

75年生まれのブルーアレツとショウフウグリーン、76年生まれのザバートもエディット強化。長期間使って父の種付料を上げたいので、鍋底か覚醒にするとよいでしょう。満額種牡馬入りが前提なので自重は禁物です。

この他に最低でも4頭程度は種牡馬入りさせる必要があります。81年確立の場合は初年度に種付けした架空馬が使えるので、国内繋養のアレツから良い馬が出ることを祈りつつ、固定で登場する初期1歳・0歳の架空馬を大事に使っていくことになります。

今回は初期1歳からシラギクリーフ75とフジトモエ75を使用。特にシラギクリーフ75はスタミナ100の覚醒馬で、欧州の長距離GIでは流石に能力が足りなかったものの、春天やメルボルンCを勝つなどして満額種牡馬入りしてくれました。他に自家生産馬を2頭種牡馬入りさせています。

ルファビュルーは種牡馬の所在地が日米に偏っているため、日本で満額種牡馬入りした馬を2~3頭欧州に送れば確立条件を満たします。1頭も送らなかった場合は確立しませんでした。

なお、ルファビュルーは通常82年で引退なので、確立が遅れる場合はPrivate化することになります。Private化による国内繋養を前提とする場合は最初からすべての種牡馬を国内に置いておくほうが支配率が稼げる場合もありますので、確立時期に応じて移動させるかどうかを決めましょう。

支配率

自家生産馬の能力が振るわず

種牡馬頭数10頭、種付料合計12,000万。確立直後にエフェルヴェシングを含めて4頭引退して世界1%まで支配率が落ちたので、どの程度余裕があったのかは不明です。

繁殖牝馬が少なく、ルファビュルーとアレツの初期の種付料も高くないため、短期間で牡馬をかなり活躍させないと支配率が上がりません。かといって初期牝馬で自家生産しようにもアレツの配合評価が悪く、初期架空馬の活躍と初年度の自家生産の質次第で難易度がかなり変わる印象ですね。

確立の影響

ほぼアンブライドルドをST系にするためだけの確立です。アンブライドルドは母系継承で、父系のSP系の有無(=ファピアノを確立しているか否か)にかかわらず無系化します。本馬はアンブライドルドの母父であり、確立することでアンブライドルドがST化します。

アンブライドルドは父・母父としてともに優秀で、産駒を通じて様々な馬にその血が入っています。有名どころではタピットやコントレイルがアンブライドルドを経由してST化します。特にコントレイルはサーアイヴァー→アルザオ→ディープインパクトとルファビュルー→アンブライドルド(+アンブライドルズソング)と確立することで両親共にST系にすることが可能です。

他にもフジキセキをST化することができますが、フジキセキはエディットでスタミナ因子を付与すれば自力でST化することができ、フジキセキのためだけに本馬を確立するのは少し労力に見合わない印象です。

ちなみに本馬の確立で、どの派生系統にも属さないセントサイモン直系は壊滅状態となり、架空馬が種牡馬入りしなければ数年以内に滅亡します。ルファビュルー系自体も先に続かず10年ほどで途絶えますが、親系統セントサイモンからST系を使いたいならリボーを伸ばせばよく、ルファビュルーから繋ぐメリットは特にないので滅亡しても問題ないでしょう。

フォルリ系

南米四冠馬で三冠配合が使えるが今回は活用できず

フォルリが確立。世界2%(欧州型)、母系継承ST系。最速で80年から確立できますが、Privateなしで安定するのは81年です。

確立の手順

フォーミダブル、ポッセをエディット強化。フォーミダブルは72年生まれのため所有できません。ポッセは米国で走らせて3歳で引退、満額で種牡馬入りしています。

サッチングとファイナルストローは種牡馬として湧いてくる馬。サッチングは79年末、ファイナルストローは80年末に出現し、どちらも300万程度の種付料しかありません。事前に種牡馬エディットで能力を強化しておくと種付料が1000万程度まで上がった状態で出現します(が、ファイナルストローの強化を忘れていました)。

確立年の関係で自家生産ができないので、架空馬から3頭を種牡馬入り。エイミングブリーズ75は76年末の海外セールに確定で登場します。SPはF程度ですがサブパラが非常に高く、競争寿命も長いため相手関係を選べば満額種牡馬入りも狙えます。

オルガンサデヴィル76は米のダートマイル路線で活躍し満額種牡馬入り。サッチ産駒のエイプリルファンシー76は欧州で戦うにはパワー不足で戦績が伸び悩みましたが、何とか種牡馬入りにこぎつけました。CPU牧場生産の76年産駒は牡牝がランダムで産み分けも難しいので、手当たり次第に買って印から強そうな馬を選ぶしかありません。今回は運良く強い馬がいました。

その他、史実牝馬からフォルリ産駒のフォーレーンとサッチ産駒のフォンタナをエディット強化し所有。それぞれの父の繋養地域で走らせ、GIを複数勝つことで種付け料を押し上げています。

フォルリ系は初期からそれなりに後継種牡馬がいますが、78年にはフォーステンが、79年にはホームガードとイントレピッドヒーローが引退するため、見た目ほど支配率は伸びません。ただし今回のように、どれも回収しなくとも確立は可能です。

フォルリはこの年で引退するため、確立が遅れる場合はPrivate化する必要があります。ルファビュルー確立の鍵を握るエフェルヴェシングも同年引退なので、ST箱庭などでどちらも確立する場合、少なくとも片方は81年に確立すべきです。

支配率

欧米は少ない種牡馬で支配率が稼げるので有利

種牡馬頭数9頭、種付料合計9600万。後継種牡馬の大半が欧米で繋養されており、繁殖牝馬の数も多いため、合計額は低めです。

ファイナルストローの種付料が1000万を越えることを前提に支配率を見積もっていたのですが、実際にはファイナルストローのエディットを忘れていて250万での種牡馬入りとなりました。なんとか確立ラインに到達していましたが、合計額から見て相当ギリギリです。ファイナルストローをエディットしない場合、もう少しエイミングブリーズ75の種付料が高いと安定します。

確立の影響

ほぼヌレイエフをST系にするためだけの確立です(何度も似たようなことを書いてる気がします)。ヌレイエフは本来無系×無系ですが、ST系優先なので母父のフォルリがST系だとST系になります。

確立時点で強化対象の馬が種牡馬入りしているのは意外とレア

ヌレイエフは父・母父どちらでも優秀な結果を残し、また介入せずともほぼ自然に確立するため、ST化することで広く影響を及ぼします。有名どころではシアトリカル、バゴ、ゴールドアリュール、ジャングルポケット等がヌレイエフ経由でST化します。

またフォルリはサドラーズウェルズ・フェアリーキングの母母父でもありますが、系統特性には関与せず、またウイポの配合では4代前までしか参照されないため影響は限定的です。

系統特性以外の要素としては、フォルリの確立地域が欧州型かそれ以外かでヌレイエフ産駒の芝適性が微妙に変わってきます。日・米型になっていると母方次第では予想外に軽くなることもあるので注意。

親系統ハイペリオンのST系としては既にオリオールがあり、確立している場合はチャイナロックも競合します。オリオールはハイペリオンを離脱して自由に使うことができ、かつ有力後継のセントクレスピン・ヴェイグリーノーブルがST系も継承する一方で、フォルリの有力後継はSP化するポッセのみで使い勝手は悪いです。

フォルリ→ポッセ→シェリフズスター→セイウンスカイと繋ぐことで4代連続確立による親化も可能ではありますが、系統継承法則の複雑さや能力・因子面の問題が多く、また代々それほど子出しが良くないため昇格には時間がかかります。セイウンスカイに愛着がある玄人プレイヤー向けの楽しみ方になりそうです。

より現実的な活用方法としては、ヌレイエフの母である名牝スペシャルを所有して繁殖牝馬を作り、将来的なインブリードを狙うあたりでしょうか。初年度に生まれるスペシャルの76は父レイズアネイティヴと血統が優秀で子出しも高いので、牝馬になった場合は所有をおすすめします。

スペシャルの76。フォルリ確立で完全型活力補完の条件を満たす

次回は82年です。


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