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シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 感想

鑑賞前の感想(序破Qまで)

・これを観るにあたり、アニメ版全編と序破Qを予習までした。

・映画を見終わった人の感想はおおむねポジティブな雰囲気だったので「わけわからなくなって終わりではないんだろう」「後味が悪い感じでもないんだろう」と安心して映画館に向かっていた。

・上映時間約3時間とあったのでトイレに関して心配はあった。

・アニメ版、特にビデオ版のラストは意味不明なうえに後味も最悪、ここまで来たから観たけど知識としてほしいだけで全然見続けていたい感じではなかったため、上映開始から一週間の一般感想を見るまでは、そういうものをもう一回見る羽目になるのではなかろうかという不安を感じていた。

・正直Qからもう理解の範疇を超えかかっており、その時点で最終章はついていけない気しかしなかった。

・ばかでかい綾波(ユイ?)が背景に登場するとたいてい意味わかんなくなる。

・ばかでかい綾波出てきたらあきらめようと思ってた。

鑑賞後の感想

・序盤の戦闘がとてもよかった。Qもそうだったがほんとうにつかみが最高なんだ、つかみがというよりつかみは。

・派手だし分かりやすいし爽快。分かりやすいってのは、どっちが優勢なのかとかそういうあれで。多分まぁまぁ尺長かったと思うけどずっと良かった。

・ここが良すぎて、この後どれだけ歯がゆい思いをさせられるのかと恐ろしくなったまである。

・マリつえ~~~~~~。

・とりあえずここで、Qまでは「エヴァ一強」だったのが14年後には科学の進歩によって「エヴァ+戦艦=兵力」という感じになっているのが分かった。

・綾波の田植えおよび人々との関わりがかなり良かった。「これが、○○」「○○って、何」というのが何度も何度もあるけれど、なぜか綾波だとムカつかないんだよな。普通の子供だったら「うるさいな」と思ってしまっていたと思うくらい多かった。

・田植えって後退しながらするもんじゃなかったっけ?でもあの赤い印が付いたやつは合理的でいいね。

・市場で魚入れるやつに湯いれて風呂にしててびびった。なんだその発想。ドラム缶とかじゃだめだったん?

・前半のシンジはまじでいい加減にしろ、だんまりは本当に良くない。なぜかは分からんけどアスカは目片方つぶれてんだぞ。なのに私らに状況を説明してくれてんのにお前ときたらなんだ。

・「あんたメンタル弱すぎ!」っていうシーンでようやくスッとした。

・ヒカリの父がまっとうにキレてくれたのも良かった。

・あとケンスケ優しすぎ~~~~~~~。

・「なんで僕に優しくするんだよ!」とシンジが怒鳴ったシーンあたりシンジがなぜか前向きになっていくんだが、この精神回復を見越しての周りの人間の行動だったの?綾波だけは天然だったと信じたいけど。

・だとしたら周りの人間、人の気持ちをおもんばかる力、強すぎでは?

・チルドレン(劇場版ではなぜかチルドレンという言葉は使われないけど)は14歳の姿で止まっているけどケンスケ、トウジ、ヒカリは14年分成長していて、トウジの精神的成長半端なくないか?と思ったが、28歳ならこんなもんか。ほぼ自分と同い年だし、それってめちゃくちゃいい大人だもんな。

・28歳って結婚して子供が居なきゃだめですかね???

・アニメ版アスカ、口は悪いし態度はでかいしメンタルは弱いしいいとこなしでなぜこのキャラが人気なんだ?と思い続けていたが今回の最終章でかなり好きになった。綾波のことはもっと好きになったけど。いやあれは結局綾波じゃなかったって話なんだけど、私の中では綾波なのであれが綾波でいいです。

・結局綾波ってなんだったんだろう。アニメでは幼少綾波を見たけど、劇場版設定では完全に「碇ゲンドウがユイを模して作った人造パイロット」なんだろうか。では幼少綾波ってなんだったんだろうか。なんでユイに似てるんだろうか。若しくはユイに似てたから選んだのか?

・セカンドインパクトが起こった原因、アニメで何度かミサトさんが説明してくれたような気がするけどまじで頭に入ってこないんだよな。「ざっくりとしかわからんけど、わからんくてもたいして差支えないもの」と脳が勝手に判断してしまうんだろうか。

・セカンドインパクトと碇ユイの関係、おさらいして見るべきだなこれ。もう中田敦彦がYouTubeで説明してくれないかな…。

・ヴィレの戦艦を動かしてる、あのピンクのくるっとした髪で唇の厚い女の子だけがまともというか理解可能な感じがした。

・トウジとトウジの妹の訛りって今更だけど必要なのかな?

・最後の最後、ミサトさんが槍を作って犠牲になり他のクルーは逃がすところ、クルーが「やっぱ残ります」とか言ってたあたり、逃げろと言われたから逃げているというよりは作戦を知っていて逃げている感じだったけど、説明がうますぎるか理解力がありすぎないか?どうやって皆に伝達したんだ。

・碇ゲンドウが人間らしいことを言っていた気がするけど全然入ってこなかった。

・結局、なんたらインパクトを起こす時にユイがなんらかに解き放たれるのを知っていて、ゲンドウの目的はユイにひと目会いたかったということでいいか?

・人類補完計画最後まで理解できんかった。最初が肝心なやつだったかもしれん。

・理解できること/理解しているべきことなのか、理解しなくていい表現の箇所なのかというのを、瞬時に判断できなくて「まぁ今はいいか」というサボりの積み重ねでこういうことになってしまうんだよな~~~~。

・例えば昔のゲームの世界みたいになって2機のエヴァが戦うシーンとかは絶対理解しなくていいやつだっただろうし。

・あのシーンはほんとに「これでいいんか?」と思ってしまった。

・全編通してだれか、背景にでてくるばかでかい綾波が綾波なのかそうではないのかって説明してくれたっけ?

・ラストシーンで、結局なんたらチョーカーってカヲル君が特別だったんじゃなくて自分以外ならだれでも外せるやつだったの?ってなった。

・そして今からどこ行くの?就活?建物に宇部って書いてあった気がしたな。

・上司の息子(中学生?)が「めっちゃ面白かった」と言って4回も観に行っているらしい。

・わからないからならわかるんだけど、面白かったからなの…?という気持ち。

・宇多田ヒカルのBeautifulWorld最高。

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