いつのまにかカベポスターが気になっている
お笑い芸人のカベポスター。2人組の漫才師で、M-1グランプリ2022のファイナリストだ。
2022年のM-1ではトップバッターで出場したカベポスター。
私はそこで披露された「大声大会」のネタを見て、初っ端のツカミで大爆笑した。
心地いい関西弁。
一撃が大きくて気持ちのいいツッコミと、見ても聞いても楽しい、ほどよく動きのあるボケ。
パッと見た感じだが、漫才におけるすべてのバランスがいいと感じた。
もともとカベポスターを初めて見たときから、面白いなと思っていた。
初めて漫才を見たのは、M-1グランプリ2021の敗者復活戦だったと思う。
ボケが来るまでの時間を少しだけ長く感じつつ、その後のツッコミの一撃が大きい。
これいつ笑うの?と思っていたら、ちゃんと落としどころが来てほっとした、そして面白かった。そんな印象だった。
もうどんな漫才が正統派かとか、正直よく分からないがいわゆるしゃべくり漫才とは少し違う構成だと思った。
ボケのターンとツッコミのターンを繰り返しているような構成で、ツッコミによってボケの全貌が明らかにされ、そこで笑いが生まれるような。そんな感じ。
最近はTBSの「ラヴィット!」に、カベポスターが出演しないか気になって気になって仕方ない。そして出ている回は観るようにしている。
個人的には、ツッコミの浜田さんがとても好きだ。
少しこもったような、独特な、でもよく通る声。ツッコミにピッタリだと思う。
永見さんも見た目がシュッとした印象で、「こういう人がボケるとおもしろいんだよな」の典型。
そんなふうにカベポスターを追いかけていたら、いつのまにか本物のカベポスターを生で観ることとなった。
そう、ライブに行ってきたのだ。
6月10日に行われた、オズワルド×カベポスターのツーマンライブ『せせらぐ深海』。
面白かった。好きな芸人さんがやるツーマンライブはこんなに楽しいのか。改めてお笑いが好きだなぁとしみじみ思った。なんなら次回のライブは大阪でやるそうなので、遠征してもいいくらいである。
遠征、オタクの大好きな言葉。
「遠征するほど推しているコンテンツがある」というのは、オタクにとっては生きがいになりうる。ビバオタク。
というわけで、今はカベポスターを推して暮らしているよという話でした。
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