ニューヨーク駐在記録「続く暗黒期」
物事はそう簡単には進まない。息子が学校を楽しめるようになるには英語力向上が必須だった。中には、英語がわからなくてもあまり気にせず、楽しく学校生活を送れる子もいる。しかし、息子は違う。息子は自分が置かれている状況をよく理解していたし、確かな自信がないと発言できないタイプだった。
キンダーガーデンの宿題はオプションだった。やってもやらなくてもどちらでもよいのである。しかし、息子は必ず提出していた。週に数回、通常クラスを抜けてESLクラスに行っていたため、そちらからも宿題がでていた