寫眞展ありがとう

2022年7月18日 12:13

寫眞展『Carpe diem🍺 Memento mori💕』
たくさんの方のご来場、そして大変なご好評ありがとうございました！
石井飛鳥として、ひっさしぶりのソロイベントだったのですが、無事な上に愉しくできて良かった！

全紙7枚、A1 2枚、A2 14枚、2L 12枚、参加モデル10名というRED CUBE埋め尽くしコースで望みました。
選別方法としては、神性を撮った#kajouシリーズ、情念を撮った#猥雑シリーズがベースです。これらは2021年の後半ぐらいから明確に意識して撮るようになりました。猥雑はもともとアラーキーが好きなのと、写真雑誌deja-vuにめちゃくちゃ影響を受けて撮影する10代を過ごした結果、自分の中の寫眞の基準のような感じに。リアルと生々しさが寫眞の本質であるという意識があります（例えそれが嘘であっても）。kajouは寫眞と寫眞以外のすべての技術をつぎ込んで撮るぜというコンセプトでやっています。それで撮っていたところ、神性が浮かび上がってきた。舞台演出家であるという側面がかなり色濃く出ていると思います。写真て手段としても目的としても表現を成立させるからいいよね！
それから2021年より前の寫眞はまだ猥雑とkajouを明確に意識して撮っていなくて、あとから見返してみて振り分けています。特に白永さんのプリントは分岐する途中経過のような寫眞がたくさんあって面白かったです。あとは天宮来来来（あまみやきららって読みます）の街シリーズ、これはこっそりrojouと呼んでいて、偶然性にモデルを入れるという試みです。めっちゃいい寫眞撮れるんだけどどこに持っていっていいか分からない！と思っていたらAPAありがとう！

Carpe diem🍺 Memento mori💕ハイライト　寫眞展とは！？

寫眞は刹那を記録するものだからCarpe diem🍺 Memento mori💕で一瞬を愉しまなくちゃ。そんな思いで展示にも望んだのですが、RED CUBE GALLERYさんの粋な計らいでまさかのパーティーデイがガチパーティー。呑み放題、そして煙草サンプル貰い放題。寫眞的にもモデルトークと限定オークションという、自分がかなり求めていた文化と享楽のエッジのようなイベントを成立させて頂きました。ほんとやって良かった！RED CUBE、凄く助けて頂いていて、そもそもギャラリーの後押しがなかったら寫眞展をやっていなかったのと、設営や展示をどうすれば成功させられるかということも一緒に考え抜いてくれました！本当に感謝です！

そして、何は無くともモデル達。彼女らの尽力によって展示も写真活動も成立しております！
美しさと美しさへの欲求を兼ね備えた恐るべき女たち。
何より愉悦のピークが作品の成立にあるところ。プロとしての振る舞いがあり技がある上で「愉しい」優先で臨んでくれるのが素晴らしい。
告知に書いた、”美欲を追求し、人としてより人らしく在ろうとするほど人外に成るという、神魔の境界に果敢に挑戦する恐るべき試み”に一緒に参加してくれるつわもの達です。
展示中も個人のモデルの展示ではなかったにも関わらず、何度も在廊してくれたりトークショーやオークションに快く参戦してくれたりと大変助けられました！