見出し画像

超初心者がゲーム作りたいと思った時に読むべき本

こんにちは。石井です。

題名そのまんまなんですが「ゲーム作ってみたい」と思った時に読んでみると良いという本をご紹介します。読むべきって強い言葉を使っちゃいましたが、何を読んでいいかもわからんって人向けです。ゲーム作りなんて全く勉強したこと無いし、そもそもどうやって作るかわからないけど、やりたいって思った!という人は、ひとまずこれを読んで実際に作ってみると良いと思います。
イメージ的には高校生、大学生とか、ゲーム作りに興味があるよ!という人に特にオススメというラインナップです。

Unity2020入門

まず個人制作で使うエンジンとしてはUnityがやはりオススメです。とにかく、参考となる記事がネットにも多くって、問題解決の手段が多いのでまずはここから始めると良いです。
また、アセットストアがとても充実していて、イラストやモデル、BGMなどゲームを作る上で必要なんだけど、絵を描いたりとかまでは難しい……というような人も気軽に手を出すことが出来ます。
ゲーム企画を立ててプログラミングをこの本で学べばそれらしいゲームが完成します。
ちなみに、この本の中でもいろいろなゲームを作ることが出来るので、入門としてはこれがオススメです。
エンジニアでなくても、これくらいの知識は持っておいたほうが良いというラインなので職種に関わらず読んでみると良いでしょう。

ゲームデザインバイブル

ゲームデザイナーやプランナーってどういう仕事をするの?という基本的な事が書かれています。いわゆる攻略本のように「答え」が載っているようなタイプの本ではなく、どういう事が大事で、どういう考え方をするのかというような「ツール」を与えてくれるタイプの本です。
これを読んだからと言っていきなりゲームデザインが出来るようになるわけではないですが、1つの指針を持つことができると思うので、何をしていいかわからないで迷子になっちゃうという事が初心者プランナーのあるあるなので、こういう本は1冊読んでおくと良いかと思います。

SAVE THE CATの法則

こちらはシナリオ脚本に向けてのもので、厳密にはゲームに関するものではありません。とは言え、ゲームの中にお話を入れようと思った際に、基礎知識を持とうとした場合はとても優秀な本です。
ゲームのシナリオは小説よりも脚本に近いので脚本の基礎知識として、この本は入門書としてとても良くできています。
繰り返しですが、これはおもしろいお話を書くための参考書ではなく、基礎知識を得るためのものですので、スタート地点に立つためのものだと思うと良いかもしれません。

入門Blender2.9

これは、いくつかゲーム作った人向けなんですが、アセットストアで最初は手に入れていても途中から自分で3Dモデルを作りたくなってくる人もいるかと思います。Mayaなどは高いので、ひとまずBlenderに手を出してみると良いかもしれません。その場合の入門書としてはこの本が僕には合いました。基礎知識0から入れたのは、この本のおかげでした。これを読んだ後にネットの記事をたくさん探しに行った。

ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け

こちらはTwitterでも触れましたね。ゲームを作ってみて、何か足りないな……と思った時に、ボードゲームの実例からこういう要素や考え方があるよというヒントを得ることが出来ます。
どちらかというと、こういう時にこういう方法があるよという数学の公式みたいな使い方ができます。自分でいろいろと新しいことを考える際も、まず公式を知っているかどうかでショートカット出来ることもあるので、こういう本は1冊手元に置いておくと良いでしょう。

「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしく

ゲーム体験というものはどう作っていくのかというUX系の本としてはこれがとてもおもしろかったのでオススメ。「ついやってしまう」という体験について書いたUXの本だと「これをやったらユーザーは付いてくる!依存させられる!」みたいな、ユーザーを見下すというか開発のエゴや都合が見えるようなものが多い中、この本はそうではなくって「遊ぶ人とどう向き合うか」という考え方のようなものを書いた本でとても読みやすいです。
ただ、こちらも「答え」が書いてあるような攻略本ではないので、一度読んでおくと良いかもくらいのものです。過度に答えを求めないで読んでみて下さい。

ということで、いくつか僕が読んで面白かった本をご紹介しました。
ゲーム作ってみたいなと軽い気持ちで始めようにも、さてどうしていいかわからないって人も結構いると思うんですよね。この辺りの本で特にUnity教本あたりは読みながら作っていけるので、実感がわきやすいかもしれませんね。是非、興味を持った人はこのラインナップあたりから手を出してみて下さい。

しっかし、ものすごく有名な本ばかりなので、同業の人はほとんど既読でしょうし、書き終わった後はちょっと恥ずかしいな……。

この記事が参加している募集

ゲームの作り方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?