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保護犬がうちに来るまでの話(4) 名前をつける

奈良の施設で出会った、推定年齢8歳の老犬を我が家に迎え入れるべく、保護団体の方に連絡をとった私。

代表の方は驚いている様子だったが、安堵した様子が電話越しから伝わった。
何度も何度もありがとうございます、と言ってくださっていた。

しかし、実はこの時、このワンちゃんにまつわる過酷な状況を知ることにもなるのだが、それはまた別の話で。


家にやってくる日も決まり、ここから我が家は一気に犬モードになった。

ゲージにベッド、首輪、リード、トイレシート……次々とAmazonでポチポチしていく。(楽しーー!)
ネットで朝から晩まで検索しまくったせいか、この日以来、パソコンを立ち上げるとペット関連の広告しか出なくなった。すごいな、ビッグデータ。

先に子どもが入ってしまった。想定内。

リードひとつに何時間検索したことやら……(笑)。


犬の名前をつける日


保護犬を迎えるにあたって、気になっていた映画を観た。

「犬に名前をつける日」だ。

私の大好きな小林聡美さんが主演の映画。

愛犬を亡くした主人公の映画監督が、実際に動物を保護している人たちや保護施設の現場を訪れ、取材を重ねる話だ。

あまり書くとネタバレになるので控えるが、あらためて保護犬を迎える選択をしてよかったなと思った。

私も家族も、まだ家にやってきてもいないのに、
ワンちゃんのことが毎日気になってしょうがないのだ。

家に慣れてくれるかな、ごはん食べてくれるかな、どうしたら快適に過ごせるか、散歩コースはどうしようか、家族を迎えるってこんなにワクワクそわそわするものなのかと、我が家の変化を楽しんでいる。


そして迷子札を注文するにあたって、名前を考えた。

ハスキー犬っぽいのに茶色、ハスキー犬っぽいのに日本顔だったので
名前は「茶太郎」に。

我が家も、犬に名前をつける日を迎えたのだ。

茶太郎です、よろしく。


#保護犬 #保護犬と暮らす

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