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犬らしさを取り戻す日々

前回のnoteで、たくさんの方から心配や励ましの言葉をいただいた。

「#フィラリア治療」で検索すると、茶太郎と似たような状況の元保護犬の多いこと。頑張っている姿を見ると励みになる。みなさん、ありがとうございます。


さて、フィラリアの成虫を少しずつ弱らせつつ、卵を駆虫していく「ボルバキア治療」をはじめた茶太郎。

駆虫された死骸が血管中で詰まらないよう安静第一なのだが、たまに動きすぎると発作のような症状が起きてしまい、ヒヤヒヤする。

先日、投薬後の副作用の状況を観察するため日帰り入院をしたのだが、動物病院の先生いわく、午後からずっとワンワン吠えていたらしい。私はまだ彼の声を2〜3度しか聞いたことがなかったので、意外だった。

「はじめて会った時から比べると、段々犬らしくなってきていますね」
と、看護師さん。


そうなのだ。

茶太郎は、お水を飲む時も、ごはんを食べる時も、寝そべっている時も、常に人(主に私)の顔色を見ている。もちろん、犬によって個性があるとは思うが、様子をじっとうかがい続ける姿がまだまだ遠慮がちで、犬っぽくないなぁと思っていたのだ。

▲寝ている時もこんな感じ。常に視線を感じる

それでもこの1週間は、茶太郎の「犬らしさ」が増えてきたように思う。私たちがごはんを食べていると控えめだが、おすわりして待つようになったし(健気)、パソコン作業をしていると、いつの間にか足元で寝そべっていることも増えてきた。

昨日なんて、私が行ってきますと出かけた直後にキッチンへ直行してごはんを探していたのを知っているぞ。

いい感じ、いい感じ。

相変わらず家の中では、まだしっぽが上がったところを見たことはないが、茶太郎には少しずつ犬らしさを取り戻してほしいと思う。


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