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ネガティブな気持ちを感じた時に

怒り悲しみ嫉妬。。。いわゆるネガティブな感情が湧き上がってきたときは、大チャンス

世間一般からみたらいわゆる"欠点"があったとしても、ほんとはいまの自分で完全完璧パーフェクト!なのに、「~~が足りない」「~~な自分はダメだ」etc…、自分の分離の思い込みに気が付いた状態
つまり、統合(ヒーリング)できるタイミングだから。

「ううん、わたしそんなこと思ってないよ」って偽のポジティブ思考で感情に蓋して見なかったことにするんじゃなくって、ぜひそのネガティブな感情を感じてみましょう。

★感情を感じるのってどうしたらいいの?
こちらの記事にどうぞ

最近ね、わたし自身にひとつ大きなヒーリングがおきました。

子どもの頃からもともと見えない世界や不思議なことが大好きで。スピリットや神様の声が聴ける人に憧れがあったんだよね。
少し前スピリチュアルを生業にしている人に出会う機会があったのだけれど、何人かで集まってその中でわたし一人だけ疎外された感覚を感じたの。そのときはとてもとても悲しくって傷ついたように感じて、「神様の声が聞こえるって選民意識じゃない?」とか、自分のこころの中でその人のことをどこか否定する気持ちがあった。

数日たって気が付いたのだけれど…単純に、スピリットの声が聴けることが羨ましかっただけでした!
「羨ましい」って自分にもその資質があるからそう感じるんだよね。わたしの場合だけど、サッカー選手や新体操の選手をみてもすごいなーと思うだけだし、お金配りの前澤さんをみてもすごいお金持ってるんですね~くらいの感想だし、羨ましさは全く沸いてこないの。

スピリットや神様、目にみえない存在との会話って、どんな風だと思う??
人によって違うし、それぞれのやり方で間違いはないんだけど…

『神様から「あなたの行っていることは素晴らしいですね」とメッセージをもらいました』とか、たまにSNSで書かれている方がいるけれど、
それって神様と会話しているのじゃなくて、自分の思考がめちゃめちゃ働いています。笑(別にそれが悪いんじゃないよ)

もちろんその”神様のメッセージ”で自分自身のやる気を出したり、だれかを勇気づけたりできるならいいんだけど、
目に見えない存在って必ずしもわたしたちと同じように日本語をつかってコミュニケーションしているわけではありません。神社に限らず、人と会ったりどこかに行ったりすると、なんとなく気持ちがいいなとか、なんとなく落ち着かないなって感覚を感じたことが誰でもあるはず。

そう、言葉(思考)だけじゃなくて、感覚が大切。

ジャッキーチェンも
「Dont think,  just feel.」と言っていたように…。

ある朝突然そう気が付いたら、
「目に見えないものとの会話って、もともとわたしも出来てたんだ」
(っていうか、誰でも出来てる!空気を読むのが得意な日本人なら特に)
と腑に落ちて、ほかの誰かを羨ましく思う気持ちや、疎外された感覚、ジャッジしていた自分の考えがふっと消えていきました。

※神様の言葉をおろしている人すべてが、その人の思考というわけではなくって、感覚を磨いていくうちに言葉でコミュニケーションがとれるようになった方ももちろんいると思います。

いままでわたしは「スピリットの声が聴ける人はすごい」「自分にはできない」という思い込みを持っていたから、
「スピリットの声が聴けます」というある人に対して「選民意識を持っているんじゃないの?」と羨ましくって勝手にジャッジ(判断)をくだしていただけだった。

スピリットの声が聴ける人も聴けない人も、お医者さんもそうでない人も、主婦もそうでない人も、お金持ちもそうでない人も、すべての人は1人1人素晴らしい存在。そんな当たり前のことが、思い込みがあると見えなくなっていたのでした。

ネガティブな感情が沸いたことがきっかけで、自分の要らない思い込みをひとつ統合(ヒーリング)することができました。

ヒーリングってゴールはなくて、日々の生活の中でずっと統合の方向にむけて、地道に一歩ずつ歩んでいくしかないのだな、と改めて。今日もまた一歩一歩楽しみながら歩んでいきたいです。


追伸。表題の画像は宮澤賢治の名作「土神と狐」より。
嫉妬や怒り、悲しみ、ひとのこころの機微を感じるとても美しく悲しい物語です。

   

↑で無料で読めます。ネガティブな感情を感じた時、より一層こころに響く物語かもしれません。


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