昔はみんな大きかった
新種の巨大なペンギンの化石が発見されたというニュース。
推定される大きさは、身長が人間の成人ほどで体重がおよそ150㎏。
お相撲さんと同じぐらいのペンギン……
可愛くないというか、むしろ怖い。
現在のように「きゃー可愛い」とは間違っても言われなかったでしょう。
化石の発掘により、古代には様々な巨大生物が存在していたことがわかっています。
そこへみんなのアイドル『ペンギン』が加わりました。
はたして次はどんな巨大生物の化石が発掘されるのか。
いよいよ巨人の化石きちゃう!?
まあ、巨人だけは見つかっても発表されないと思いますが。
何故か巨人の存在は全力で否定される不思議。
なにか不都合でもあるのでしょうか?
「巨人なんているわけない」という否定派の根拠の一つに、”骨や化石などの物証が見つかってないから”というものがあります。
これはちゃんちゃらおかしいもので、そもそも骨や化石が残っていることが奇跡に近く、ましてやそれを発見できるなんてもはや奇跡を越えた僥倖以外の何ものでもない。
残っていなくて当たり前なのです。
”物証が見つかってないからいない”というのは暴論です。
ならば世界各地に散らばる「巨人伝承」はどう説明するのか。
空想の産物であるならば、ほぼ同時期に偶然「巨人」という概念を生み出したとでも?
もしくは、誰かが世界中を飛び回って広めたとでも?
伝承というものは人が滅びない限り残り続けるものです。
とは言え「巨人はいた」という確実な証拠がないこともまた事実。それは素直に認めましょう。
否定派の方々が「巨人はいなかった」という確実な証拠を出してくれれば潔く全面降伏いたします。
……いささか意地悪なことを言ってしまいました。
そんなことは不可能なので。
海を含めた地球上を掘り返したとしても、死骸が100%化石にならない以上何の証明にもなりません。
結論。
否定派は肯定(コウテイ)派に勝てない。
ペンギンだけに。