粛清!粛清! "かわいい+社会主義"な漫画「あゝ我らがミャオ将軍」
これが社会主義の答えだ。
社会主義とは…
1 生産手段の社会的共有・管理によって平等な社会を実現しようとする思想・運動。空想的社会主義・共産主義・社会民主主義など。
2 マルクス主義で、資本主義から共産主義へと続く第一段階としての社会体制。各人は能力に応じて働き、働きに応じて分配を受けるとされる。1917年のロシア革命により、1922年に世界初の社会主義国家としてソビエト社会主義共和国連邦が成立したが、硬直化した官僚体制への不満などから1991年に崩壊した。 引用元「デジタル大辞泉」
簡単に言うと国民は平等に富を分配され、貧富の差が無くなるよねって主義。これまで成功した国はない。
さて、この漫画の舞台になるのは架空の国、「コルドナ社会主義共和国」。その名の通り、社会主義国家。
ホー・チョビロフという社会主義派の人物による革命により、列強諸国の統治から独立。その後、息子であるジョー・チョビロフに政権が渡ると先軍思想(すべてにおいて軍事を優先する思想)によって国際緊張が高まっていた。
そんな中…
コルドナから飛翔体が発射され、各国の緊張は高まる…!
だけど実は…
彼女は急逝したジョー・チョビロフの娘、ミャオ・チョビロフ(9)
世襲制により急遽コルドナの最高指導者となっていたのである。
と、いうように
「社会主義国家の最高指導者が9歳の女の子だったら」
というのがこの漫画の設定。
狂ってる(褒め言葉)
では、なんでミャオ将軍は飛翔体を発射したのでしょう?
「押したくなるようなボタンだった」のなら仕方ない!
だって、ミャオ将軍は9歳なんだから!
当然、先代からの高官達の中にはこの世襲制に反対するものも現れるのだが……
粛清っ!
かわいいは正義だから。しかたないよね。
もちろん、9歳の粛清なので罰もかわいい。
国としてはミャオ将軍が最高指導者になったことをきっかけに、先軍思想によって孤立していたコルドナを和平路線に舵切り、国を立て直そうとしていたのだ。
さすがにこの事態のヤバさは理解しているミャオ将軍(9)。
そこで天才的な解決法を提案する。
素直。
素直が一番だよね。さすが将軍。
「勝手に出た」
まぁそんな理由で通るわけもなく。
幹部達から怒られる。
すると……
疲れちゃったよね。しかたないよね。9歳だから。
しかし最高指導者の責任は重い。
けど…
それはミャオ将軍だってわかっている。9歳という年齢にのしかかったプレッシャーは当然、彼女を苦しめていた。
みんないい人かよ。
そこでさらに最高の解決法を思いついたミャオ将軍。
それは……
かわいい。
さて、この後も
国民的お菓子の味を変更したり。
国旗を変更しようとしたり。
ひょんなことから国家を変更するハメになったり……
というように、ミャオ将軍が社会主義国家の中でキレのいいギャグをぶちかまして展開する「あゝ我らがミャオ将軍」、おすすめです!
ちなみに個人的に最萌のミャオ将軍はこちら。
どんな話かは是非コミックで!
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