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石川県野々市市 旧北国街道 見どころガイド

 


 令和6年2月28日(水)に撮影に行ってきました。北国街道とは、今の長野県の追分宿から滋賀県の鳥居本宿の約520Kmの街道のことです。江戸時代の北国街道は、加賀藩などの参勤交代のルートとなったり佐渡金山から金を運ぶルートとなったり、東海道・中山道・日光街道・奥州街道・甲州街道の五街道に次いで重要な街道として栄えました。
 加賀藩では、京都へ向かう街道を「上北国街道」、江戸に向かう街道を「下北国街道」と呼びました。「上北国街道」を金沢城から出発して、最初の宿場町が、今の野々市市の「野々市宿」でした。そのため、加賀藩内でも5本の指に入る程、多くの人や馬を常に準備をさせており、大いに賑わった宿場でもありました。
 野々市市では、旧北国街道や野々市宿を中心に観光に力を入れています。約500mの街道ですが、無電柱化や看板、観光ボランティア、駐車場なども設置され、「歴史街道」として人気を集めています。
 本町地区の旧北国街道周辺には、国指定重要文化財である喜多家住宅をはじめとした古い町家の家並みが今も続き、歴史的、文化的にも価値が高い地域です。

 野々市市は、歌舞伎の「勧進帳」にも登場する富樫氏の館のあったところでもあります。

 この日は、温かい山菜蕎麦を頂きました。とても美味しかったです。




 国指定重要文化財「喜多家住宅」です。石川県に残る町家では最も古いものです。令和6年1月1日に発生した能登半島地震で被害に遭い、しばらく休館をしていました。庭の石灯籠等に、まだ被害はみられますが開館しています。


 『猩々』を飲んだことがありますが、とても美味しかったです。すぐに一本、空けてしましました(笑い)。



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