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猫のゲーム「Stray Tails」リリースしました!


概要

タイトル:Stray Tails
ジャンル:アクションゲーム
価格:有料(5ドルぐらい)
広告:なし
アプリ内課金:なし
ボリューム:全48レベル
想定プレイ時間:2〜3時間ぐらい
難易度:低め

制作中に考えていたこと

元々は2017年頃に、約半年の開発期間で作ってリリースしたゲームです。
(現在は非公開です)

「単純なカジュアルゲームをめちゃくちゃリッチに演出したらどうなるだろう」
「飼っている猫がめちゃくちゃかわいい」

当時、そんなゆるい気持ちで作りました。
ヒットしなかった理由を、そういう甘さのせいにして、スポーツ新聞がよく書くような精神論で片付けたくなる誘惑はあります。

が、精神論は廃してシビアに考えてみます。
ゆるくても、うまくいく時はあります。
逆に、ドラマチックに真剣にやろうとも残酷なほど転ぶのがこの世界ですからね。
心構えと結果が比例するのは、物語の主人公だけです。

そういえば私が初めて作ったスマホアプリは、練習がてらに5時間ぐらいで作って即日リリースしました。ゆるいノリでした。
バグも誤字もあったけど、10万DLぐらい行きましたね。
(現在は非公開です)

「Stray Tails」を6年前に出した時は「もちきな」というタイトルでした。
もちときなこという猫の名前から来ていました。

当時の水準でいえば画面がリッチだったので「本格的な内容を期待したらクソゲーだった」みたいな反応もありました。
2023年末の水準でいえば、チープなカジュアルゲームらしい見た目になったので、ミスマッチはありません。
むしろ今の方が商品価値があるかもしれず。

去年のリメイク版「ヒュプノノーツ」のローカライズが大変だった反動があって、今後は「無言語UI」というコンセプトで海外展開を進めることにしました。
アイコンやUI部品のアニメーションで意味を表現して、日本語も英語も極力使わないという方針です。
Stray Tailsは無言語UIを採用した第一弾で、必須の「プライバシーポリシー」以外の言語を一掃しました。

セリフをアイコン化して無言語UIを導入したのが、元の「もちきな」との主な差分になります。
あと、スコアランキング(世界、国別)も新規に実装しました。

本当はタイトルはTails(しっぽ)にしたかったです。
平凡な単語一語だとXのエゴサで引っ掛けるのは不可能になりますが、商標権に引っかかるリスクは低くなり、ストアで検索に偶然引っかかる可能性は高そうだなと思ったのですが・・・
AppStoreでその名前を誰かが使っており、商標権を持っている者だけが異議申し立てしていいよ、とのことだったので諦めました。

余談ですが、このゲームには3匹の猫と1匹の実在の犬が登場します。もちときなこ以外の他の登場動物は知人が飼っていました。
あれから6年の時を経て、次々に寿命や病気で訃報があり、生きているのはきなこだけです。

命は失われるもの。
最近アニメ化されて人気の「葬送のフリーレン」で言えば、犬や猫こそが短命の種族で、我々が記憶を未来に連れて行く立場だと痛感します。

今回のリメイク作業で、もちの毛の柄が懐かしかったです。

今日のきなこ

入手方法


AppStore

Google Play

最後に

正直、中途半端なところもあるゲームです。
それでも良いという方は買って高評価いただけると幸いです。
「自分向けじゃないな」と思った方は今回はパスで、引き続きウォッチしてください。
貴方が期待しているようなゲームもきっと出します。

謝辞


最高アイコン

素敵なアイコンは、ゆうこんぱ様に描いていただきました。



ゆうこんぱ様はヒュプノノーツとカルドラシルのゲーム実況も上げてくださっています。
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