長野県の農業研修制度(新規就農里親研修)について

農業研修生のお金事情のお話をします。
ぼくは長野県の農業研修生です。研修期間は2年間。基本的に須坂市内の農園で働いています。とはいえ農業大学校の生徒という扱いだから学生です。

長野県の農業研修制度の場合、農業次世代人材投資資金という国の制度の対象となります。

農業次世代人材投資資金には準備型と経営開始型があります。研修期間の2年間は準備型の対象となり、7つくらいの要件を満たせば年150万円が給付されます。とはいえ要件を満たしたとしても県の予算は限られているため必ず給付決定がされるわけではないとのことです。

ぼくが移住した須坂市には新規就農者を支援するための制度があります。準備型の対象者は申請すると月1万5千円が給付される可能性があります。


仮に上記2つの給付決定がなされた場合、併せて168万円になります。
加えてぶどうの研修の場合、冬季は夏季に比べて時間が出来るため、アルバイトをすることが多いです。ちなみにアルバイトは研修に支障がない限り認められています。
なので、基本的に長野県の農業研修生は年間200万弱で生活することになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?