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【令和4年度 アカデミーハウス 9月レポート】

9月。新型コロナの影響も再び落ち着きを見せ始め、講座やグループ活動などは対面での学びが再開し、延期していたプレゼン講座やCD講座を実施。
翌10月にはPBL中間報告会を控えており、2期生達は仕事や学業等で多忙な中で、効率的にグループ活動が活発化させていき、発表準備に取り掛かりました。
また、今年度初開催の哲学カフェでは地域の方との交流も経験する等、2期生達にとっては、多くの学びと気づきを得た1ヶ月でした。

≪9月の活動≫

1. PBL講座・グループワーク

◆ 9 月 7 日「(スキルアップ研修)プレゼンテーション講座 」

(プレゼン講座の様子)
伝える力を身に付けようと熱心に聴いています

アカデミーハウスでは、毎月のPBL進捗報告・中間報告会・成果発表会 他、人前で話し発表する機会が多くあり、それぞれの活動を初めて聴く方にも分かりやすく伝え、理解していただく事が必要となります。聴衆に対していかに注目して聴いていただくか、その為に必要な話法や動作などのスキルを学びます。講師には、山口大学 国際総合科学部 教授、アカデミーハウス シニアディレクターでもある、小川 仁志 先生が担当。これまで様々な場所、様々な人達に向けてプレゼンを実施された経験を活かし、ロールプレイングを交えながら、実践的な講座となりました。

2期生のロールプレイング中の様子

◆ 9 月 21 日「PBL 9月進捗報告会 」
3つのグループが、約 1 ヶ月の活動進捗を報告しました。
日々、2期生 各自が思考を巡らせ、話合いを頻繁に行っている内容を、小川先生に報告します。報告後、各チームに対して進捗に応じた適切なアドバイスと、より高い目標を目指した活動を行えるようにメッセージを頂きます。今回は、翌10月に中間報告会を控え、発表に向けた事前練習という事で、やや緊張感のある雰囲気で開始しましたが、早速、先日のプレゼン講座で得たスキルを活用しており、以前と違い各自の伝え方が分かりやすく改善されていました。進捗報告会の直後は、各グループが反省会と今後のすり合わせを行っており、活動内容としては、これから中間発表会までの 1 ヶ月で内容をよりブラッシュアップしていかなければなりません。

enJoin(エンジョイン)
「山口=○○がない」という思い付きから、「観光の負のスパイラルが起こっているのではないか?」と考えました。特産品はあるが知名度は低い 等、魅力あるものはあるが県内外にうまく伝わっていない。それを正のスパイラルに変える活動を思案し、特産品の中でも ” 農作物 ” に着目し、食品ロスを削減しつつ、発信していく為に「ふるさと納税」や、規格外野菜を利用した染物を使った体験イベント 等のコンテンツを考案中。山口で ” 和の文化 ” に興味を持っていただく事で山口の活性化に繋げる事を理想として掲げ活動を進めています。

「enJoin」の進捗報告中の様子

オープンサンドイッチ
「若者の流出」を山口の課題と捉え、若者の定着を図る為に山口県内企業への就職を促す事を考えています。そこで、「魅力的な企業があるのにもかかわらず、上手く伝えきれていないのではないか?」という問いを立て、「就職」を「恋愛」と捉えて議論を重ねていき、「デート」にあたる「互いの魅力を体験する」という部分が足りないと思い、「デート」を重ねてお互いをよく知り、魅力を体験する機会が重要であると考えました。
そして、思考を重ね「企業が自分たちの魅力を学生に伝えきることができれば、若者の流出を抑制することができるのでは」という仮説を立てました。
企業の魅力を体験できる企画『プロジェクトX』を用意するべく活動中。

「オープンサンドイッチ」の進捗報告後、
共に生活を送る他チームの仲間からフィードバックを貰う様子

!EATER’ず(ビックリエイターズ)
山口は「交通の便が悪い」という問題を哲学を通して考えてきましたが、一番の問題は、若者が山口県から離れ「新しいものや考え方が入ってこない」ことであると捉え、 " 新しいものや考え方 ” を持っている人にインタビューした結果、「このまま会社員として生きるのは嫌だ」など ” 自分の現状を変えたい! ” と強く思い、行動し始めたという共通点が視えてきました。一方、大学生にインタビューを行うと「自分の現状を変えたい」が ” 行動できない ” 方達がいることが分かり、この ” 行動できない ” 方達を対象とし、 ” 行動する ” までのサポートをする事を目標に掲げ、プロジェクトプランの考案中。11 月にプロジェクトの実施に向けて活動中。

「!EATER’ず(ビックリエイターズ)」の報告後、
小川先生からのフィードバック中の様子

◆ 9 月 毎週 2~3回程度「PBL グループワーク」

        ⇓ 活動の様子を更新していきます ⇓

2. CD講座

◆ 9 月 14 日「CD(キャリア開発)講座 ④ 」
CD講座でのねらい
・仕事(学業)に対する意義を再認識し、今後の進むべき方向性を定め、仕事(学業)に対するモチベーションアップを図る。
・これまでの経験や能力や価値観、欲求を振り返り、今後のキャリアの目標や方向性を検討する。

自らの意思で選択した組織で自律的(≠依存・他責)に、人生の大切な一部である ” 仕事(学生生活)” を発展させ、自己成長を実現していきます。

1. 環境認識【講義】
  ・環境変化の影響
  ・我々を取り巻く環境変化
2. 環境認識【講義】
  ・期待役割と創造役割

自己を取り巻く環境変化に対して、自律的に対応できる人材になる為のワークを行いました。(複数グループに別れ、題目ごとに人を入替える)
どのような環境変化があり、それは組織(会社、学校 等)にどう影響を及ぼすのか。その環境変化に対して、出来る事、果たすべき役割など意見を出し合い、自律的に働きかけができる為の気づきを得ていきます。自己の行動において何を変えられるかを考え、今後の将来像を固めていく重要なプロセスを学んでいきました。

CD講座の様子
ワーク中。それぞれが出す意見を書きとめ話合いに熱が入っていました。


3. 哲学カフェ

◆ 9 月 28 日 「第 1 回 テーマ ” 旅とは何か? ” 」

哲学カフェの様子
小川先生のファシリテーション

今年度初開催となった今回、主催イベントとしては、2期生と地域住民との初交流の場となりました。
哲学カフェでは下記 3 つのルールがあり、これらを守った上で参加者は自由に発言できます。
(1)誰でも分かる言葉を使う
(2)全否定しない
(3)人の話をよく聞く

今回は「旅とは何か」という深淵なテーマに、様々な意見交換が行われていた。一般参加者も、2 期生も積極的に自身の考えを発言しており、また、他者の意見に耳を傾け、考えを吟味する様子が見られました。
旅とはメタファーであり、旅を哲学的に再定義していく中で、何気なく使っている【旅】という言葉には、様々な意味が含まれていることが発見できた素敵な時間でした。

一般参加者と 2 期生、そしてOB・OG(1 期生)も参加し、
とても賑やかなイベントとなりました。


≪利用者の感想≫

1. 9 月の感想・気づき

・初めて哲学カフェに参加した感想としては、予想以上に市民の方が参加されていて驚いたということです。物事の本質や、違った角度から物事を俯瞰することに興味がある人が多くいるということだと思います。ただ残念に思ったのが、せっかく参加して頂いた方で発言がない人が一定数いたことです。哲学カフェに参加されたという事は、物事を考えることに興味を持っていることは確かであり、その人独自の考えがあるはずです。見知らぬ人の前で発言することは勇気が必要であり、難しいことであります。全員が発言出来るような仕組みがあれば、もっと多くの考えが聞けることが出来たと思います。

・9月は入居から半年経ったからこそ見えてきたものが多い月だった。その様子が顕著に表れていたのが、哲学カフェの運営やPBLであったように感じる。今月を一言で表すと「それぞれの姿勢が目に見えた月」である。カフェ当日の様子を観察していると、「自分たちが開催者」であると感じている人と、「お客様」であると感じている人(であるように私には見えた)には、行動に大きく差が出ていた。また、PBLや広報活動についても「締め切りや時間を守る」等の基本的な部分を確実に守る人、守らない人がはっきりと分かるようになってきた。それは、多種多様な人がいる環境だからこそ見えた部分であると考える。そして、私はどんな人間になりたいか、またどんな人が身近にいて欲しいのかが明確になった月であった。

・今月得た学びは習慣化です。 習慣化は1人だと続きにくかったですが誰かと一緒になって取り組むことで続くと実感しました。 現在読書会などをやっておりますので引き続き継続するのはもちろんのこと、新しい取り組みでアカデミーハウスを盛り上げていけたらと考えております。
哲学カフェについてですが、初めて参加しましたが地域の方と交流できる良い機会だと感じました。 もう少しアカデミー生と参加者の方が交流できたらいいなと思います。

・9月は、調査結果の分析から理想と現状のアップデート、私たちがアプローチする対象世代への調査と分析、具体的なアクションプランのイメージを出すところまで行いました。現在は、アクションプランを創出するための材料集めをしています。議論をかさねることで、議論が本筋からずれてしまったり、何を考えるべきか分からなくなったことがありました。また、これまでの議論で積み上げてきたロジックを他の人に伝える難しさも感じました。また、チームでプロジェクトを回す難しさも非常に感じています。誰かがいなくても回る形(誰かがいないとプロジェクトが止まるという状況を避けたい)に持っていけるように工夫してみましたが、いろんな事情が重なりとても難しいです。
哲学カフェは、昨年度より参加者が非常に増えたと聞きました。普段あまり関わりのない方の考えを聞くことができて、楽しかったです。

・今月は、とても忙しい月になったと思います。中間発表会に向けてアクションプランを決めなければならない重要な時期になり、急ピッチでどこのチームも動いていたともいます。それは私のチームも例外ではありませんでした。中間報告会はそれほどまでに大きなイベントで、月次報告会の時にも中間報告会に向けて発表の仕方や、チーム全体の課題について意見をもらい、より気が引き締まりました。今現在アクションプランのおおよそは決まってきてはいるのでこのまま順調に進み月次報告会も、活動も進んで行ければなと思います。
哲学カフェも今回初参加だったのですが、アカデミーハウス外の参加者もいてその方たちの持っている考えが、とても心に残りどれも感心するものばかりでした。私自身も考え、何度か発表をさせてもらい、とても充実した有意義な哲学カフェになったと個人的に思います。 次回の哲学カフェもぜひ参加したいと思います。

・講座を受講して学んだことは、一番興味があったことは、プレゼン講座のことです。 プレゼンはいかに内容をよくして準備することが大事と思っていたのですが、身振り素振りや伝え方やいかに共感させるかってところも大事だと知りとてもいい勉強になりました。
哲学カフェについては、去年に比べて参加される人数が圧倒的に多かったことを知り、年々小川教授の哲学に興味を持ってくださってる人が増えているのはとてもすごいことだなと思いました。「○○について」のセミナーやプレゼンだとそれに興味を持ってくださる方はいらっしゃると思いますが、哲学カフェで全員参加型でこれだけ集客できるのは、小川教授のプレゼン力とコミュニケーション力、ファシリテーター力があってこそだと思います。 小川教授を目指して、たくさんの方に哲学指向の考え方力を上げていきたいと思いました。

・哲学カフェについては、初めて外部の人の意見もきけて、視野や考え方の広さに驚いた。「哲学して再構築」することが、私にとってはとても難しく感じたけどとても楽しそうに取り組んでいる人が多くて楽しかった。1つ気になったのは、リピーターっぽい人が多かったこと。もちろん、何度も講座に足を運んでくれることは有難いことだと思う。しかし、アカデミーハウスの事を知ってもらうことにも繋がると考えると、もう少しPRの仕方を変えないといけないのではと感じた。
PBLは、いろいろ模索しながら行っている。皆忙しくなってきて中々グループが揃う機会が少なかった。不参加時の活動内容の共有や次回までのフォローなど、もう少し工夫してみようと思う。  
来年のメンバー集めに向けた取り組みとしてアカデミーハウスでSNSを発信している。その影響で、「アカデミーハウスに住んでいるの?」と周囲から声を掛けられることが何度かあった。反応が多いわけではないが、確実に届いている実感ができ嬉しく思った。

・第一回目の哲学カフェが開催され、アカデミーハウスがこのようにして地域の方々とコミュニケーションをとるのだと感じることができました。個人的にはご高齢の方が多いのかなと思っていましたが、いざ会場に入ってみると、比較的若い年代の方々も多く、様々な人がくるイベントなのだと改めて感じることができました。様々な年代、立場の方々が、どのような感覚をもっておられるのかを聞くことができ、様々な感覚・価値観に触れることができたと思います。

・CD講座では、テーマだけ与えられて自分たちで議論するという新しい方法で、 司会が決められてない中、それぞれが意見を出し合い汲み取る力が向上したと思います。
共同生活においては、利用者達がキッチンで料理をしていたり盛り上がっています。また、見学に来られたりする方が徐々に増えていったり、 来年度に向けて一般の方の出入りが増えたように感じます。 

・主に、哲学カフェについてです。今回は旅がテーマでした。 一般の参加者の方の意見を聞くのも楽しかったですし、幅広い年齢層の人がいたことに驚きました。運営には、あまり携われなかったですが、次回以降は積極的に参加していきたいと思います。
講座を通しては、プレゼンの講義はみんなためになるという意見が多かったように思います。実際に、9月の月次報告会でもプレゼンの様子が変化しており、成果が目に見えてわかる講座だったように思います。 このような成果が直接的に見える講座は、即効性があるのでやる気にもつながるので少しあるといいのかなと思いました。

・初めての哲学カフェに出席するときは、「どんなイベントなんだろう・・・」と全く想像できませんでした。実際に参加してみると、予想よりかなり気さくな雰囲気がある楽しい授業でした。 一般の方たちの考え方を聞く機会にもなり、私にとってとても興味深い会でした。 私自身も「旅」という概念について再考することができて非常に面白かったです。


2. 理想のチーム像において重要な”○○力”とその理由について

※ 6月の感想でも同様の問いをしています。果たして利用者それぞれの考えに変化はあるのでしょうか。

⇓ 選択した理由 ⇓

・グループの人数が多いと、ワークの流れがズレることが多々ありました。日本語は曖昧でも大部分の内容は伝わる為、言葉は分かっても内容がズレてしまうことが理由だと思います。その為、確認することや段取りの仕方、何が問題なのかを発見することなどが必要だと感じました。


⇓ 選択した理由 ⇓

・私の理想は「志を共有するための努力ができるチーム」だ。その上で、自己分析力を重要視する理由は「自分とは最も近い他者である」という認識が大きいためである。私は、個人でも、何かを成し遂げることができる時代に、あえてチームを組む理由は「個人では見えない視点やできないことを補える」部分が大きいと感じている。したがって、構成員が各々の強みや方向性を認識できている(自分を上手く扱える)ことが、チームとして動く上での土台であると考えている。その上で、チームとして目指したい志があり、では自分(個人)は何ができる?自分たち(チーム)は?という問いを立てて進むというイメージが自分の中に存在しているからこそ、自己分析力が重要であると考えている。


⇓ 選択した理由 ⇓

・先月の「自身が思い描く理想のチーム像」については、以下の通り記載しました。
①メンバー全員が納得感を持ったうえで、あらゆる形でチームに貢献できている状態
②全員がチームの目指すビジョンを自分自身の言葉で咀嚼できている状態
③お互いに刺激を受け合い成長ができる状態
④メンバー全員の役割が明確であり、それをお互いに把握し手助けができる状態
①を達成する為に「当事者意識をもつ力」、②を達成する為に「目標設定力」、③を達成する為に「洞察力」、④を達成するために「組織活用力」が重要だと考えました。


⇓ 選択した理由 ⇓

・理由は、半年この活動を通して私自身が実感したからです。優先順位をつける力についてはこれが足りないあれが足りないと後々になってから取り返しのつかないミスにつながりかねないと思ったからです。問題発見力については、どれを課題にするのかを明確に決めなければアクションプランを作らなきゃいけないのに、練れなくなり結果今何しようとしたのか分からなくなりかねないので大切だと思いました。思いやりの力は、この活動に限った話ではなくどの組織にも言えることだと思います。ひどく当たる組織に待っているのは無駄な争いによる解散だと思います。確認する力は今行っているものの流れをつかまなければ、その人だけ取り残されて結局孤立して何かするときに、悪い言い方をすれば足手まといになり互いによくない状態になってしまうと思うからです。以上が、重要だと思う力として選んだ理由です。


⇓ 選択した理由 ⇓

・プロジェクトを通して、”チーム”、”プロジェクトメンバー”との「思いやり力(コミュニケーション力)」「問題発見力」「段取り計画力」を学びました。 チームのメンバーで一つの考えを統一させるのはとても難しく、いかにメンバーを思いやりを持つかが大事だと思いました。 問題発見力や段取り力はそのプロジェクトのグループワークや月次報告会まで逆算力から勉強になりました。


⇓ 選択した理由 ⇓

・今いるメンバーで最大限を発揮するには、それぞれの個性・適性を考えてうまく仕事を割り振ることが大事だと思う。その中で、自分の請け負う仕事についても、相手に委任する仕事についても、確認を徹底することで勘違いをなくせる。また、すべてを一気に行うことは難しいので、重要度の高いものから処理していくことが必要だと思ったので、この3つを選んだ。


⇓ 選択した理由 ⇓

・チーム内でのお互いの思いやりや確認の仕合がよく出来ていたと思います。先月の終わりからチーム内で週事に1人担当決めて一日報告をしていて私自身も責任力は上がってきました。 分からなかったら、分かるまで確認し合おうとチーム内で徹底でき凄いチーム内が良くなってきました。


⇓ 選択した理由 ⇓

・8月のレポートで入力した以下の「理想のチーム像」の中から、それぞれ当てはまるだろうと思った”力”を選んだため。
①全員が同じ方向を向いている(同じ目標、目的を共有している)
 → 目標設定力(ゴールを考える)
②お互いがチームの穴を補い合っている
 → 組織活用力(誰に聞けばよいかを考える、依存しすぎない)
③ポジティブシンキング → 上記該当なし
④相手を思いやる気持ちを持っている(利他的)
 → 思いやりの力(相手がどう思うかを考える)
⑤役割分担(最終決裁者が決まっていることや、それぞれの強みを活かした適材適所の役割をメンバーが担っていること)ができている → 上記該当なし
⑥心理的安全性(自分の考えや意見を偽りなく伝えることができ、それによって人格否定や不利益な扱いを受けることがないと信じられる状態
by https://web.navi-light.jp/column/201007column/tpm6 )が高い
 → 思いやりの力(相手がどう思うかを考える)
⑦当事者意識がある
 → 当事者意識をもつ力(相手が何を求めているか考える)


⇓ 選択した理由 ⇓

・グループ活動において、アクションプランの設計が思っていた以上に苦戦している印象があります。どのように課題を形成してアプローチの仕方を見出していくか。ここが一番のポイントで、かつ難しい部分だなと感じます。これまでの流れを汲みながら、リセットして整理する部分も多くあり、これまでのは何だったのかと感じるタイミングもでてきました。このようにこれまでの流れを整理しながら、うまくリセットしながらプロジェクトを前に進めていくか。これが今の私のグループに必要なことだなと非常に感じています。


⇓ 選択した理由 ⇓

・思いやりの重要性につきまして、仕事でも、アカデミーハウスでも、プライベートにおいても思いやりのない人間は、他人から信頼が得られず、質の良い話し合いができないと思います。 問題発見力については、何が問題で何を議論したいのかが明確ではなく、時間だけが過ぎていく会議や対話がよくあります。問題を見つけ出し提示することはチームとして必ず必要で重要だと考えます。


⇓ 選択した理由 ⇓

・今月は、理想のチーム像について考える機会が多くありました。 読書会を開き、 瀧本哲史さんの『君に友だちはいらない』に触れる機会があり、良いチームの条件として、勇者、魔法使い、ドワーフ、エルフ、トリックスターの5人がいると書かれていた。その5人の中で自分はどの位置に値するだろうということや、チームメンバーがどの位置だろうと考えることは面白かった。 その中で良いチームを編成する能力というのも述べられていたので参考になった。 皆がリーダーにならなくとも自分の与えられてた役割を自認し、組織の中でどの役割にもなれる能力をつけることも重要だと思った。


⇓ 選択した理由 ⇓

私のチームではリマインド等の確認を主にメンバーの1人がやってくださいます。 私自身、予定を失念することが時々あるのでそのリマインドには助かっています。グループ活動にちゃんと参加するためにも、私がリマインドをしてもいいなとも思います。 また、グループワークを行っていると大人数がゆえ、活動の目的を忘れてしまうことが多々あります。PBLメンターにも再々ご指摘いただいてる点ではありますが、目的を忘れてしまうことで、メンバーがどうしていいか分からずに困る場面がいくつかありました。時間が少ない中で、効率的にも活動していくために活動の目的を何度も確認しようと思いました。


⇓ 選択した理由 ⇓

私が今回つけた力として、主に活用する場面は会社において仕事をする際に必要な能力であり、多くの社会人が雇用される側として必要な能力であると思う。リーダーを目指す能力とは言えないと思うが、社会人の大半が"雇用される側"である。そのことを考えると社会全体で必要な能力であると言っていいだろう。起業することや、リーダーになることが悪いと言っているわけではなく、この力を軽んじていると痛い間に合うと考え、この力が大切だと考えました。


≪概要 プログラムの説明≫

1.アカデミーハウスについて

地域の次世代リーダーが住まう、キャリア開発型シェアハウス。
「自律」「実践」「時間の共有」をテーマに掲げ、予測できない事柄や未来の社会情勢に立ち向かえる次世代のリーダーを育むための共同生活空間です。ともに生活し、グループ活動を行う中で、ここでしかできない経験、自己研鑽を目指します。

普段の学び風景

2. P.C.T プログラムについて

アカデミーハウスで生活する1年間で、他者・地域との共生や、専門家がバックアップするPBLやキャリア開発プログラムを通して、哲学的思考や多様性の尊重など、さまざまなスキルや経験の獲得をもとに、自己肯定感・自己効力感を高め、人間性を育み、人生の充実につなげることで、新しい時代のリーダーとなる人材を輩出します。

≪SNSのご紹介≫

          2期生インスタグラム

⇑【公式Instagram】⇑
アカデミーハウスの紹介(理念や、ここでしか学べない「P.C.Tプログラム」など)、イベント情報 2期生目線で、どういう事を学び・実践しているのか、活動・生活の様子を発信していきます。


HP

⇑【公式ホームページ】⇑
2022 年 8 月 31 日より、令和 5 年度(第 3 期生)アカデミーハウス利用者募集 開始!!


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