頭脳で戦うサスペンスは面白いと『エレファント・ソング』を観て改めて思った
もうほとんどの人が忘れていると思いますが、UPLINKの60以上見放題、レンタル期間の終わりに一気に見たものが溜まっています。ちょっとずつ感想を書き留めているので、今日はその中から1本。数えると48本目になりますか。
その作品は『エレファント・ソング』。まだ取り上げていないグザビエ・ドランが監督ではなく出演している作品ですが、これがかなり面白いサスペンスでした。
舞台は精神病院で、入院患者と院長が行方がわからなくなった医師を巡って駆け引きをするというほぼ会話だけのサスペンスなのですがこれが面白いのです。
この映画の面白さは入院患者のマイケルがなにかの目的に向かって話術を駆使して院長を操ろうとしていて、院長はそれに乗るまいと抵抗し本来の目的である医師の居場所を聞き出そうとしている、その駆け引き。
そして、マイケルの本当の目的が何かわからないところがサスペンスでそれがわかった瞬間のカタルシスもたまらないのです。
感想と合わせて、UPLINK以外で見られるVODについても書いているので、見たい方はぜひこちらを。
ちなみにもう1本『蜃気楼の舟』についても書きました(49本目)。こちらはかなり難解な作品でしたので、わけのわからないものに興味がある方だけにおすすめしておきます。
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