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UPLINK60本全部見る

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UPLINK Cloudの60本3ヶ月見放題の作品を全部見て、その感想をまとめるためのノートです。みなさんの自宅待機の暇つぶしに少しでも貢献できたらいいなと思っています。
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2020年7月の記事一覧

芸術はなぜ大切か、ジョン・カリーとヨーゼフ・ボイスのドキュメンタリー映画から考える

今回のコロナ禍の前からですが、芸術あるいはアートの大切さについて考えています。アートは苦難のときに人や社会がすがるものであったり、新しいものを生み出すきっかけになるものです。 UPLINK60以上見放題でも、アート系の作品が結構あり、その一つ一つでそんな事を考えてきましたが、残り少なくなったところで観た2本でも改めてそんな事を考えました。50本目と51本目です。 面白かったのは『氷上の王、ジョン・カリー』。1976年インスブルック冬季五輪の男子フィギュアの金メダリストの生

頭脳で戦うサスペンスは面白いと『エレファント・ソング』を観て改めて思った

もうほとんどの人が忘れていると思いますが、UPLINKの60以上見放題、レンタル期間の終わりに一気に見たものが溜まっています。ちょっとずつ感想を書き留めているので、今日はその中から1本。数えると48本目になりますか。 その作品は『エレファント・ソング』。まだ取り上げていないグザビエ・ドランが監督ではなく出演している作品ですが、これがかなり面白いサスペンスでした。 舞台は精神病院で、入院患者と院長が行方がわからなくなった医師を巡って駆け引きをするというほぼ会話だけのサスペン

芸術が人生にも社会にも大切なことがわかる2本のドキュメンタリーを見た

UPLINK見放題はまだ続いているようなので、色々ありますが、ぜひみてください。今回は46本目と47本目の2本です。 音楽とフラメンコとジャンルは違いますが、芸術に深く関わる人生を送ってきた方々のドキュメンタリー。どちらもまずそのパフォーマンスが素晴らしく、それに尽きると言ってもいいですが、学びもあるはずです。 1本目は『シーモアさんと、大人のための人生入門』 2本目は『ラ・チャナ』です。 コロナ禍で芸術は不要不急だという話になっていたりしますが、絶対にそんなことはな