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京から旅へ

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四国遍路、熊野詣、伊勢式年遷宮、そしてインド。 仏跡巡礼、神も仏もまぜこぜの、旅の体験記。 京都を離れ思う、神への路、仏への道。
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記事一覧

京から旅へ / 大悲山・峰定寺(ぶじょうじ)

峰定寺へ行って来た。と、言っても一般的にはあまり馴染みない、お寺かもしれないが、知る人ぞ…

京から旅へ/ 紅葉の身延山「久遠寺」②

身延山「久遠寺」の境内には、斜行エレベータに乗って行く。 20分毎に運行し、これなら三門か…

京から旅へ/ 紅葉の身延山「久遠寺」

日蓮宗の総本山 身延山「久遠寺」へ、日帰りで行って来た。 京都、四条大宮を朝七時に出て、…

京から旅へ / 伊勢神宮・式年遷宮/お白石持行事

「お白石持行事」は20年毎に行われる、式年遷宮の行事の一つである。 新しい御正殿の聖域に敷…

京から旅へ/お伊勢さん初まいり

お伊勢さん=「神宮」へ初まいりをしてきた。 正月ではなく、毎年、この時期。京都市内、山城、…

京から旅へ/ 式年遷宮①伊勢神宮の“お木曳き”

伊勢神宮の“お木曳き”(おきひき)に行ってきた。 と言っても、 2007年6月26日のブログに書い…

京から旅へ/熊野速玉大社(はやたまたいしゃ)

熊野の道は、浄土への道。古より人々は、老若男女、貴賎を問わずこの「約束の地」をめざした‥ 熊野速玉大社の主祭神、熊野速玉大神は水の神であり、本地(ほんじ)は、薬師如来である。 過去世の罪悪を取り除き、救済してくれるという。 薬師如来は、東方の浄瑠璃界に住まわれる救主であり、お名前や手に薬壺を持たれている、お姿からもわかるように、人々の病を治し、苦しみからお救い下さる仏様である。 薬師如来への信仰は飛鳥時代から始まる。 聖徳太子が父、用明天皇の病気平癒を祈願し安置した、国

京から旅へ/熊野三山(くまのさんざん)②本地垂迹説

熊野三山の〝三山〟という言葉は、どこか仏教的な響きがある。 お寺の称号に使う山号や、本山…

京から旅へ/熊野詣(くまのもうで)①

熊野速玉大社、那智大社、本宮大社の熊野三山に行く。 いわゆる、熊野詣である。 と言っても…

京から旅へ。四国花遍路/番外〝穴禅定〟

平成九年、京都に暮らしはじめて、二年目。 これから梅雨という時期に縁があって、 八十八ヶ…