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生成AIと教育を考える1「期待と懸念」

この半年あまり(2022年末から)、生成AIのニュースを聞かない日がない。チャットGPTが国会で話題になり、G7でもとりあげられ、時代をかえる大きな要素となることが予想される。大きな期待と共に懸念もひろがり、教育における生成AIの利用もG7教育相会議でとりあげられ、文科省でも指針を早急に作ることになった。

私もこの半年、チャットGPTを使って生成AIの具合を確かめつつ期待と懸念を深めてきた一人である。今は、懸念の方が大きい。

昨日(2023.5.17)のニュースで、チャットGPTの生みの親であるアルトマン氏(オープンAIのCEO)が米議会でAI の暴走を警告したことが流れていた。アルトマン氏は、「生成AIによって誤情報の増加、選挙妨害、コンピュータが人間の従業員にとって代わり、人工の存在が人間そのものよりも賢くなる可能性がある」ことと「緊急に規制が必要である」ことを訴えた。

パンドラの箱であるあることを生みの親が認めたのだ。この懸念が現実になる恐れが大きい。今、手を打たねばならないと私も思う。また、多くの人間がAIについて意見を書き、どこかで学んでいる生成AI自体に人間に使える身であることを学ばせなければならない。

チャットGPTに「生成AIの教育利用」について以下のように尋ねてみた。
生成AIが自ら考える子を育てるのに有効な点と危惧される点を分かりやすくまとめてレポートを作ってください」

答えは以下の通りである。(原文通り)

タイトル: AIが自己思考を促進する子の育成における有効性と懸念点
概要:
AIの進歩により、AIが自ら考える子を育てることが可能となりました。本レポートでは、AIが自己思考を促進する子の育成における有効性と懸念点について考察します。まず、AIによる子の育成の有効性について説明し、次に懸念される点について検討します。最後に、これらの要点をまとめます。

  1. 有効性:

1.1 学習のカスタマイズ: AIは子の学習スタイルや能力に合わせた個別の指導を提供できます。個別のニーズを把握し、最適な教育方法を提案することで、子の学習効果を最大化できます。
1.2 豊富な情報へのアクセス: インターネットやデジタルリソースへのアクセスを通じて、AIは広範な情報を提供できます。子はAIを通じて様々な分野の知識や情報に触れることができ、自己の興味や好奇心を追求することができます。
1.3 フィードバックの提供: AIは子の進歩や成果に対して即座のフィードバックを提供できます。子は自分の学習状況を把握し、改善点や成長の機会を特定することができます。

  1. 懸念点:

2.1 依存度の増加: AIが子の教育に関与することで、子はAIに過度に依存する可能性があります。個別の指導や情報提供に頼りすぎることで、子自身の自己解決能力や批判的思考力が低下する恐れがあります。
2.2 人間的な対話の欠如: AIは情報を提供する能力に優れていますが、人間的な対話や相互作用には限界があります。子の社会的スキルやコミュニケーション能力の発達には、AIだけではなく人間との関わりが重要です。
2.3 プライバシーとセキュリティのリスク: AIが子の学習データや個人情報を収集すること


今回は、ここまでにしてやろう!
続く。

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