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「言われてみれば、そりゃそうだ」 Xデザイン学校ベーシックコース振り返り#1 2022

Xデザイン学校を受講してきた。
Xデザイン学校というのは、社会人向けのデザインに関連する学校体験が提供される場である。
2022年のベーシックコースの受講を早速してきたので第一回の振り返りをこの記事に記載していく。今回は特に「グサッときた」部分を抜粋する。

受講したきっかけ

「生徒」と「学生」の違いが分かりますか?

講義を始めた直後かその前に浅野先生は言った。
生徒は教師が教えられる人のこと、学生は自ら学ぶ人のことという「受動的」と「能動的」の違いがあるとのこと。

自分はいつの間にかなのか、ずっとなのか、「生徒」だったのかもしれないとハッとした。学生にならなければ伸びないぞ。私。

悔しい思い、もうしたくない。強くなりたい。

そもそも、なんでXデザイン学校を受講したのか振り返ってみた。
「根拠ある理由を持って、より最適なデザインの提案をできるようになりたい。」が、受講しようと思ったきっかけである。
私は受託のシステム開発会社でエンジニアをしていて、デザインと実装をつなぐ役割を担っている(と思っている)。その中でクライアントから「このデザインでお願いします!」といただいたデザインを拝見した時に
「もっとこうしたらハッピーかも。」と思いいくつかデザイン提案をしたことがあった。
が、根拠や理由をうまく伝えることができず、結局クライアントの思うデザインのまま実装をして結局「使いづらい」というフィードバックをもらった。より良い提案をする機会はあったのに、ちゃんと根拠があって相手が納得できる説明ができていたらなぁと猛省した。

本当に学ぶべきはUXデザインだけではなかった。

講義の中で浅野先生は学生に「UXデザイン」と「サービスデザイン」どっちを学びにきたの?と問いかけた。
最初は「UXデザインです!」って思っていたけど、話を聞くうちに「サービスデザインとUXデザイン両方学びたい」となった。
というのも、「UXデザイン」はそもそもサービスデザイン(=ビジネスモデル)がないことにはできないからUXデザインだけ学んでもあまり意味はないからである。というのを聞いて腑に落ちた。

言われてみれば、そりゃそうだ。
UXデザインはサービス全体・プロダクト全体が成り立ってなければ、「どこのUXデザインを???はて??」となるし、やっても意味ないものになる。
これが第一のグサッ。分かった気になってた。。。
ということは本当に学ぶべきはUXデザインではなくてサービスデザインだった……?それよりももっと知らないといけないことがあるかもしれないから言い切れない……と早速無知を実感する。

上の人は稼いでる人の話は聞く。

「アート思考の人が上の人に掛け合うには?説得するには?」の議論になったときに浅野先生は「それは無理だよ。」と言った。
そもそも、アート思考(≒経営戦略を考える)と、実働部隊(社員)は違う。さらに上の人は稼いでる人の話は聞くけど、稼がないとそりゃ上にどんだけ賭けあっても聞いてもらえない。

言われてみれば、そりゃそうだ。
会社は社員をお給料で生活ができるようにしてくれている。稼がないで「これやった方がいいですよ!」って掛け合っても上の人からしたら「その前に目の前のお仕事して稼ぎなさいよ」って気持ちになるだろうなぁ。
と思った。これが第二のグサッ。稼がなくちゃ。わがまま聞いてもらってる今の会社にも感謝。。。

初回を終えて

講義を終えてnoteを書いてみたところ理解したようで、多分理解はできてないんだろうなという不安と、フワフワした謎の感覚になっている。
また自分の考えをまとめて言葉にしたり、共有することが思いのほか苦手なんだなと気づきが得られた!

今は完全に理解をしていないし、言語化することが得意ではないけれど、1年後にはXデザインを受けるきっかけになった悔しい思いをする回数を減らしていくぞ。


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