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RPA_UiPath 4 レコーディング

おはようございます!今日も 頭の中を整理していきます!


レコーディングの種類

レコーディング機能はユーザーが行った画面操作を記録し、自動的にワークフローを作成する機能

ベーシックレコーディング

全てのアプリケーションに対して使用できる
「画像認識」「座標認識」でなく、アプリケーションの内部構造を自動的に解析して要素を特定する「オブジェクト認識」
1画面で1操作であれば、ベーシックレコーディングでよいが、1画面で複数操作の場合は デスクトップレコーディングやWebレコーディングを推奨

デスクトップレコーディング

デスクトップアプリケーションに特化したレコーディング
UI要素をオブジェクト認識によって検出し操作

Webレコーディング

ウェブアプリケーションに特化したレコーディング
UI要素をオブジェクト認識によって検出し操作

画像レコーディング

仮想環境(VNC、仮想マシン、Citrixなど)に特化したレコーディング
UI要素を画像認識、座標認識によって検出し操作
安定性が低い

ネイティブCitrixレコーディング

ネイティブCitrixレコーディングの自動化環境を構築した場合にのみ使用できるレコーディング
UI要素をオブジェクト認識によって検出し操作

コンピュータビジョンレコーダー

機械学習をベースとする手法により画面イメージからUI要素を検出すると共にOCRエンジンによりテキストを抽出して、UI を認識するレコーディング

自動と手動

自動レコーディング

「クリック」「文字入力」などアクティビティ種別を明示しないで、操作内容に対して自動的にアクティビティを生成する
ウイザード領域のレコーディングアイコンをクリックすると自動レコーディングが開始する
 ※ルール (生成されるアクティビティ)
ボタン、リンク→ (クリック)
テキスト入力欄→ (文字を入力)
ドロップダウンリスト、コンボボックス→ (項目を選択)
ラジオボタン、チェックボックス→ (チェック)
 ※できない
文字情報を取得する
表データを取得する
ブラウザーを開く、閉じる等

手動レコーディング

1操作ずつアクティビティ種別を指定して記録する
 ※各アクションに対して生成されるアクティビティ
アプリを開始→ (アプリケーションを開く)
アプリを閉じる→ (アプリケーションを閉じる)
ブラウザーを開く→ (ブラウザーを開く)
タブを閉じる→ (タブを閉じる)
ブラウザーを閉じる→ (アプリケーションを閉じる)
クリック→ (クリック)
項目を選択→ (項目を選択)
チェック→ (チェック)
タイプ→ (文字を入力)
ホットキーを押下→ (ホットキーを押下)
テキストをコピー→ (テキストを取得)
画面スクレイピング→ (フルテキストを取得or表示中のテキストを取得)
相対位置でクリック→ (クリック)
右クリック→ (クリック)
ダブルクリック→ (クリック)
ホバー→ (ホバー)
要素を検出→ (要素を探す)
要素が消滅するのを待つ→ (要素の消滅を待つ)
相対要素を探す→ (相対要素を探す)
(ウィンドウ)閉じる→ (ウィンドウを閉じる)
相対位置でスクレイピング→ (画像を探す+クリッピング領域を設定+OCRでテキストを取得)
データをスクレイピング→ (構造化データを抽出)
テキストを設定→ (テキストを設定)
選択&コピー→ (文字入力+選択されたテキストをコピー)
画像を探す→ (画像を探す)
画像の消滅を待つ→ (画像の消滅を待つ)
画像をクリック→ (画像をクリック)
テキストをクリック→ (OCRで検出したテキストをクリック)
 ※できない
Excelを開いて、シートの表データを取得する
CSVに書き込む
Outlookでメールを送信する
分岐処理を行う
繰返し処理を行う


         (参考) 基礎がよくわかる!ゼロからのRPA Uipath超実践テクニック




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