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チームアップのためのコーヒーをデザインした話

こんにちは。DESIGN BASEの石丸です。
先日チームのみんなでオンラインお茶会を開催しました!
今回、私たちが開催したお茶会は一味違います。なんと、スペシャルティコーヒー専門店の堀口珈琲さん監修のもと、おいしいコーヒーを飲むことにこだわりまくったお茶会になっております!今回、イベントを牽引した石丸がその様子をレポートしたいと思います!

1.お茶会開催の経緯


DESIGN BASEのメンバーも立ち上げからだいぶ人数が増えて、現在約15名となりました。しかし、コロナの影響によるリモートワークの長期化によって、ランチタイムなどでコミュニケーションをとるなど、「いままで当たり前だったこと」が難しい状況が続いています。
「みんなで一緒にひとつの体験をする」ことと「仕事以外の話=雑談をすること」ということがとっても貴重だということに気づき、みんなでオンラインでお茶会をしよう!というアイデアが思い浮かびました。さらに、みんなで雑談をするという贅沢な時間に、オリジナルの飲み物やお菓子を添えることができたら最高なのでは?と次々アイデアが浮かび、今回の企画となったわけです。

2.コーヒー豆の選定


そうと決まったら、お茶会の飲み物を何にするか?
おしゃべりに花を添える、おいしくて、保存が効いて、リラックスできるもの。みんなで議論している最中、メンバーの一人から、「DESIGN BASEをイメージしたコーヒーを、オリジナルでブレンドしてもらうのはどうだろう?」というアイデアが出ました。よし、それだ!と思った私は、友人が勤めている「堀口珈琲」さんにかなり軽率にコンタクトを取ってみることにしました。そして、私たちがやりたいことの概要を電話口で伝えたところ、堀口珈琲さんから以下のようなお返事が。
「私たちは、今ある9種類のブレンドを作るのに長い時間をかけ、こだわりを詰め込んで仕上げたので、それら以上においしい新しいブレンドを生み出すのはなかなか至難の業かと思います。」とピシャリ。
…おおおおお.......!!かっこよくて痺れてしまいました!!!!自分たちのプロダクトにものすごくこだわりと自信を持っている。この姿勢は、DBの目指すべき姿と同じではないだろうか?これはもう、どうしても堀口珈琲さんとコラボしたい!!その思いが強くなり、企画書を作って再度コンタクトさせてもらいました。
緊張しながらも、再度ZOOMで打ち合わせの機会をいただき、「なぜ堀口珈琲さんでなければダメなのか」「今回のお茶会でどんな効果を生みたいのか」「メンバー同士の絆を深めたい」ということを熱くプレゼンさせていただいたところ、現行商品のブレンド9種類の中から、DESIGN BASEがデザインをおこなっているユーザベースのB2B SaaSプロダクト「INITIAL」「FORCAS」「SPEEDA」をイメージしたブレンドを堀口珈琲さんに選んでいただき、パッケージの外装を我々がデザインしたオリジナルのものに変更してつくってもらうというところで着地しました。
よかった〜(涙目)

※堀口珈琲さんにプレゼンした資料の一部です

グッズ企画書-3

グッズ企画書-4

グッズ企画書-8

3.パッケージのデザイン


さて、次はパッケージのデザインです。
重複しますが、DESIGN BASEでは、SPEEDA・INITIAL・FORCASの3つのSaaSプロダクトをデザインしています。今回は、堀口珈琲さんの9つのブレンドコーヒーのラインナップから、それぞれのプロダクトをイメージしたものを選びます。
INITIALは3プロダクトの中で一番新しくできた、スタートアップ情報を扱うプロダクトなので、フレッシュなイメージから、♯1 BRIGHT&CITRUSY ハイローストを選定。

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FORCASは洗練された上品なブランディングのイメージから♯4 SPICY&WHISKY シティローストを選定。

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SPEEDAは一番古い歴史のあるプロダクトなので、重厚さを感じつつ、しっかりとした芯のあるイメージから♯8 STOUT&WILD フレンチローストを選定。

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もちろん味見もしました!それぞれ個性的でとってもおいしい。
これをどうDESIGN BASEのパッケージにアレンジするかめちゃくちゃ考えました。今のパッケージのデザインを分析すると、数字の部分にそれぞれの味わいの特徴がグラフィカルな図形で表現されていて、既に完成されていました。これを焼き直すだけではただの二番煎じのデザインになってしまうので、私たちはこれらの珈琲に「どんなシーンで飲んで欲しいか」の要素を含めたデザインでつくることにしました。それでできあがったものがこちらです!

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INITIALは、さっぱりとした中浅煎りなので、仕事でリフレッシュしたいときに。FORCASは中深煎りでほどよいコクと苦味があるので、休日や休憩中のリラックスタイムに。SPEEDAは深煎りでしっかりした苦味があるので、仕事の眠気覚ましやブーストをかけたいときに。パッケージのイメージは、そんな飲んでほしいシーンと、各プロダクトのブランドイメージをかけ合わせてデザインしました。とってもいいかんじ!

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そしてなんと、お菓子も作ったんです。

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DBくんクッキーです。かわいいですね!?これらをボックスにセットにしてみんなの自宅に送りました!

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そして、さらにイベントを盛り上げるためにポスターやおそろいのzoom背景もつくっちゃいました。

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こんな風にたくさんの仕込みをした甲斐があって、お茶会当日は自分たちで淹れたコーヒーを片手に、おしゃべりに花が咲きまくりました。堀口珈琲さんの提案で、ミルで豆を挽くところから体験したり、みんなの人となりを知ることのできるサイコロトークで盛り上がったり、とっても贅沢な時間を過ごすことができました。仕事と関係ない話をするのも、たまにはいいですよね。

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翌日のslackには、こんな嬉しい書き込みも....!!

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メンバーの日常にちょっとしたハッピーをプラスできたようで、ブランディングチームにとってこんなに嬉しいことはないですね〜。

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メンバーのチームアップの為にこんなこともやっている、わたしたちDESINGN BASEでは、一緒に働いてくれる仲間を大募集中です!興味ある方はぜひコンタクトを!https://designbase.uzabase.com/contact

余談

実は、プレゼン前に堀口珈琲さんのコーヒーをいただきに偵察に行ってきたのですが、接客の様子からもおいしさへのこだわりが伝わってきました。常連さんに豆を勧めるスタッフさん、おすすめを聞くと好みを聞いて案内してくれる店員さん。一人一人が自分のお仕事に誇りを持ってらっしゃるのが伝わってきました。
是非お近くのお店に足を運んでみてください!(私たちはちゃっかりケーキまで頂いちゃいました!)https://www.kohikobo.co.jp/

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