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ピアフの梅沢昌代さん

涙を流す姿より、涙を堪えながら明るく振る舞う姿の方が、僕の涙腺は弱くなります。
プロバンスのシーンのトワーヌに涙が止まりませんでした。
 
2011年初演から5度目の「ピアフ」。
大竹しのぶさんのピアフと梅沢昌代さんのトワーヌの親友コンビは変わりません。
3度ほど拝見していて、前回、拝見したのは、梅沢さんが、この作品で菊田一夫演劇賞を受賞された時かと。

今回の制作発表のネット記事に初演から10年という月日の長さの質問(だったと思います)が出ていて、
身体を売る少女の役から始まる梅沢さんについて大竹さんが触れた際、
「初演から少女に見えていません。10年なんてクソくらえ(笑)」的な梅沢節を読んで、コーヒーを吹き出しました。

厳しいけれど温かい。
大胆だけれど繊細。
僕が女優梅沢さんが好きな理由です。

この2年、コロナ禍で梅沢さんの舞台は観られなかったけど、その分、映画やテレビで、よくお見かけし、それはそれで楽しませていただきました。
でも、昨日、久しぶりに拝見して、やはり舞台の梅沢さんの表現の広さと間の面白さなど、もっと味わいたいと改めて思いました。
今年の梅沢さんは舞台が多くなりそうとのことなので楽しみです。

いつもならマチネ公演でも終演後、旦那さまも加わって早い時間から飲みに行くのですが、このご時世。
LINEで、やりとりして失礼しました。

今も梅沢さんと旦那さまとお目にかかると30年前、お二人に出会った時の自分に戻るんですよね。
お二人が僕を飲みに連れて行ってくださり、
僕の無知・無能具合を自覚し、
お腹がよじれる程、笑って夜更かしする……再び訪れることを祈りつつ、今年は、そんな日も楽しみにしています。

どうでもいいんですが、僕は、一時期、ピアフとエビータを間違えていて、アルゼンチンのブエノスアイレスで墓を探したことがありました。
見つかるわけもなく。
梅沢夫妻に笑われそうです。

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