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たくさん作付したのはいいけど、収穫後の米の行方は?

一昨日、後ろ髪ひかれながら最後の田植えが終わりました。
もう少し田植え機の操作がうまくなって終わりたかったなぁと少し心残り。
 
田植え機に積む苗箱もかなり余りました。
5月頭に籾まきをして、うまく育たなかった苗たちは畑の畝と畝の間行きに。
肥料が入った土と緑肥効果で土にはよく、
しかも土の上からかぶせてしまう形になるので、1カ月ほどは雑草対策にもなるらしい。
 
ただ、きれいに育った苗箱もかなり残っています。
これを畑行きにするのもしのびない。
 
住んでいる地区内に、トラクターで土の表面を平らにする「代かき」の作業だけしてあり、田植えをしていない小さな田んぼに目が留まります。
聞くところによると何年も田植えはしていない耕作放棄地で、草の管理のための「代かき」らしい。
他にも所有している大きな田んぼがあり、小さな田んぼの稲作管理まで手が回らないのでしょう。
 
所有者の方々に連絡し、
「練習がてら植えたいのですが……」  と正直に申し上げると快諾してくださいました。
役場で多少の変更手続きは必要になるだろうけれど、僕が行った時にすればいいだけのこと。
 
こうして苗も5箱が残るところまで減り、その苗も隣の地区でやられている大農家の先輩が近くで作業していらっしゃったので使っていただけることに。
こうして、きれいになくなりました。
 
昼食をとりながら、秋に収穫した米の行方の話に。
メンバーの1人の先輩の家には米の乾燥機も低温貯蔵庫もあります。
年々、増えている売り先が決まっている米も多いんですよね。
でも、今年、作付が一気に増えたので、さすがに捌ききれないので、僕もJAで管理をしていただくカントリーと呼ばれる貯蔵契約の申し込みもしました。
 
もちろん、それはそれでいいのですが、
せっかく自分たちで乾燥までできるのですから、当然、販路は拡大できた方がいい。
 
米を車に積んで、ハツシモ(岐阜が誇る米)の行商旅もいいよなぁ。
旅の経費の一部が出るくらいだろうけど楽しそうです。
 
食後に、そのご家庭の息子さんがお土産で買ってきてくださった「ういろう」をいただきながら、
「米粉もいいと思うのよね」
 と奥さま。
なるほど。
米粉、上新粉、白玉粉、もち粉の違いから調べ始めるわけで。
まだまだ米道の旅は続きそうです。

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